自分ではチエックするのが難しいメンテナンス部位はプロに頼もう。
自宅を自分でチエックできる部位はありますが自分では判断できない難しい 部位はプロに任せましょう。家を建ててもらった工務店や建築士にプロの 目線でチエックしてもらいましょう。新築から10年で最初の点検を依頼して その後は5年毎に定期的に点検をしてもらいましょう。 点検個所は外壁…
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自分で出来る家のケアはどこまで可能か。
♦家のメンテナンスはどこまで自己診断できるか 建物が長持ちするかどうかは、日々の暮らし方にもよります。 床下の通風口に荷物を置いたりすると、床下の換気がわるくなりカビや腐蝕の 原因になります。そして家の周りに木材などを放置するとシロアリが繁殖する 原因にもなります。 家の周り…
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建てる前から知っておこう、マイホームのメンテナンスと費用
♦大量生産から長く住める住宅へ 戦後の日本は住宅不足解消の為、また、住宅建築によって経済の波及効果を生んで 産業を復興させるために、新しい住宅をどんどん建てて20年~30年で建て替える 住宅政策を推進してきました。昭和の半ばには住宅不足は解消されました。 しかし急ごしらえで建…
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外壁サイデイングは塗り替えが必要です。
♦外壁サイデイングは約10年で塗り替えの必要があります 外壁のサイデイング材は通常、工場塗装されてから搬入されます。 現場塗装は行いません。塗装に関しては、品質管理の行き届いた工場製品 の方が優れた耐久性を持っています。昔のサイデイング材は、現場塗装の場合も ありましたが、今では…
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外壁には通気層が必要です。
♦外壁が左官仕上げの場合 外壁を左官で塗っている場合は通気工法を採用していない場合が大半です。 この通気工法が採用されている場合は、メンテナンスする立場として、有り難い事です。 少しの雨漏りや結露に対しても、通気層により、湿気を排出してくれるからです。 外壁通気層により、建物の耐…
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外壁からの雨漏りで注意すべき部位はどこか
外壁からの雨漏り原因のトップは何と言ってもひび割れからです。 そして次に続くのが「穴をあける所」と「取り合い」が重要です。 たとえば、下記のような部位があります。 1、外壁のクラック 2、外壁サイデイングの浮き 3、サッシ、シャッターボックスのコーナー 4、サッシ廻り 5、妻換気…
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結露は人間の健康にとって危険な存在です。
♦施工上の問題で壁体内に水が入る場合 北側の外壁にカビや藻が発生していることがあります。見た目も悪く、珍しい現象では有りません。 原因は断熱性能上の問題によって壁体内におこる内部結露です。 住宅の外壁には、通常ロックウールやグラスウールなどの断熱材をいれます。 これらは、現場…
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タイル、レンガの白華現象は防止できるのか。
コンクリート、モルタル、タイルなどの湿式系材料には、水分が含まれています。 材料の中に含まれる水酸化カルシウム(アルカリ性)が水のあるところで 空気中の炭酸ガスと反応して、炭酸カルシウム(中性)という白い粉になったものです。 この白い粉が”白華”・エフロレッセンスと呼ばれるも…
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バルコニーの排水口は自分で点検しょう。
♦バルコニードレンの詰まりはないか バルコニーはトラブルの多い所です。住宅の南面に設置することが多く、雨と紫外線 による劣化が早く見られるところです。 バルコニーの建設費はかなり掛かっているのですが奥行に小さなバルコニーは使いにくい ようで、洗濯物干し程度で、積極的に活用されてい…
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ベランダの防水不良は危険がいっぱい。
♦FRP防水によって設計の自由度が高まった 住宅現場の防水工事は、昔はアスファルト防水でしたが、今ではFRP防水が 主流になっています。FRPとは繊維強化プラスチックの略称で、ガラス繊維などの強化剤 で補強したプラスチックという意味です。 今やFRPは浴槽や船体にも使われてい…
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外構部材に鉄を使うのはリスクが高く危険です。
♦外構の鉄部は2~3年毎の塗り替えが必要 鋼製の材料を使って門や塀を作る事があります。特にこだわりの強い設計者 の場合は個性的なデザインを作りたがります。 デザイン上はいいのですが、多くの鉄部材の防錆処理がうまくいかず、数年すると 錆が発生することが多く見られます。鉄部の錆に…
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外構の金属部材は2~3年毎の手入れが必要です。
外構工事では金属部材が使われることが多くあります。その材質が鋼製の場合には 防錆処理はされているものの、経年劣化により錆は発生してきます。 金属部材を大気中の汚れからいかに守るかが問題で、定期的かつ継続的な 手入れが必要です。埃・排気ガス・金属粉・塩分が付着したままにしておく…
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これからの住宅メンテナンスアドバイダ―の責務
住宅は、命と財産を守る重要なもののはずですが、車の様な家検制度は有りません。 地震、台風、雨漏りなどへの対応も持ち主にお任せになっています。 定期的な点検制度もありません。住宅会社が独自に設定していますが 住宅会社よりの点検になりがちです。 本来は10年に1度位の家検制度があ…
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メンテナンスをすれば家の寿命は半永久
日本の住宅は現状平均30年サイクルでの解体撤去、建て替えを繰り返しています。 我々は常に住宅ローンの残っている住宅に住むことになります。 この意味するところはサラリーマンが永久に豊かさを実感できないということです。 ローンが終わった途端に建て替えの時期がやってきて、すぐに新しいロ…
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ライフサイクルエネルギーを削減する方法
ライフサイクルエネルギーという考え方があります。 この考え方は重要な概念です。人が住む住宅においては、きわめて長期間 にわたり、エネルギーが継続して必要になります。 ライフサイクルエネルギーは4段階に分かれます。 第1段階 建設前の段階で建築材料などを作るのに莫大なエネルギー…
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