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外壁塗装の塗料の種類と選び方
外壁塗装を検討するうえで欠かせないのが「どんな塗料でお願いするか?」という塗料選びですよね。色や価格はもちろんですが、最新技術の粋が集まった塗料には「高耐久」「低汚染」「遮熱・断熱」といった様々な機能性を兼ね備えたものまで実に多くの塗料が存在します。
それぞれでメンテナンスサイクルや費用などが変わりますから、選ぶ側のお客様としては「我が家にはベストな塗料は何なのか?」、人生でそう何度も行う事のない外壁塗装ですから迷ってしまいますよね。こちらのページでは外壁塗装時の塗料の種類、そして選び方まで解説しています。これから外壁塗装を検討する方必見の内容です。是非ご覧ください。
それぞれでメンテナンスサイクルや費用などが変わりますから、選ぶ側のお客様としては「我が家にはベストな塗料は何なのか?」、人生でそう何度も行う事のない外壁塗装ですから迷ってしまいますよね。こちらのページでは外壁塗装時の塗料の種類、そして選び方まで解説しています。これから外壁塗装を検討する方必見の内容です。是非ご覧ください。
【動画で確認「外壁塗装・塗料の種類や機能」】
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。動画で見たいという方はこちらをご覧ください!
↓ ↓ ↓
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動画で見たいという方は是非ご覧ください!
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お住まいの塗り替え、できるだけ高性能で価格がお安い塗料を選びたいという方も多いのではないでしょうか。
そこで塗料についてご自身でネットで調べたところ、「アクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料と4つのグレードがあることはわかったんだけど、、、何だか難しい」と感じた方も多いことと思います。
実はこの「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」というのは塗料の材料として使われている合成樹脂を指しており、塗料の耐久性を決定する非常に重要な要素となります。
実はこの「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」というのは塗料の材料として使われている合成樹脂を指しており、塗料の耐久性を決定する非常に重要な要素となります。
さらに色々なホームページを見てみると、
☑ アクリル塗料はお安いが耐用年数が短め、フッ素塗料は高いけど耐用年数が長い
☑ 迷ったらシリコン塗料を選べば間違いない
☑ 最近ではシリコン塗料とフッ素塗料の間に低汚染機能を備えたハイブリッド塗料が登場した
☑ 耐用年数だけで言えば無機塗料がおススメ
など様々なことが書かれていますよね。
実に多くの塗料が世の中に存在し、色々なことが書かれている上に、さらに科学的な解説も多いため「ややこしい」「難しい」と感じてしまいますよね。そこでまずは塗料の種類についてわかりやすく分類してみようと思います。
☑ アクリル塗料はお安いが耐用年数が短め、フッ素塗料は高いけど耐用年数が長い
☑ 迷ったらシリコン塗料を選べば間違いない
☑ 最近ではシリコン塗料とフッ素塗料の間に低汚染機能を備えたハイブリッド塗料が登場した
☑ 耐用年数だけで言えば無機塗料がおススメ
など様々なことが書かれていますよね。
実に多くの塗料が世の中に存在し、色々なことが書かれている上に、さらに科学的な解説も多いため「ややこしい」「難しい」と感じてしまいますよね。そこでまずは塗料の種類についてわかりやすく分類してみようと思います。
アクリル塗料
現在では新築時にも、塗り替え時にもそれなりの耐用年数を求められる塗り替えにはほとんど使われなくなりました。ただし、発色が良いというメリットがあるので、「数年持てばいい」といった期間限定の建物などには使われることもあるようです。そういった建物の運用をしたい方、低価格を活かして、塗り替えを何度も行いたい方にはお勧めです。
価 格 | 1,000円~1,500円(㎡単価相場) |
耐用年数 | 5~8年程度 |
ウレタン塗料
木から金属まで塗る場所を選ばない万能選手で、環境と立地によってはそれなりの耐用年数も期待できるという特徴があります。
価 格 | 1,800円~2,500円(㎡単価相場) |
耐用年数 | 7~10年程度 |
シリコン塗料
これまでは最も一般的で耐用年数もそれなり長いことから数多くの支持を得てきました。近年ではシリコン以上に耐用年数が長く、費用対効果が優れるラジカル制御型のハイブリッドが登場したため、こちらもウレタン塗料と同じように人気に陰りが出てきました。
価 格 | 2,500円~3,500円(㎡単価相場) |
耐用年数 | 10~13年程度 |
ラジカル制御型ハイブリッド塗料
2010年代より各メーカーがこぞって新製品を投入しているジャンルで、競争が激しいジャンルと言えるかもしれません。
「ラジカル」、「ハルス」、「ハイブリッド」といった単語を組み合わせて商品名にしているメーカーが多く、ややこしい上に扱う業者によっても「ラジカル塗料」、「ラジカルフリー塗料」、「ラジカル制御型塗料」と呼称がさまざま。
「ラジカル」、「ハルス」、「ハイブリッド」といった単語を組み合わせて商品名にしているメーカーが多く、ややこしい上に扱う業者によっても「ラジカル塗料」、「ラジカルフリー塗料」、「ラジカル制御型塗料」と呼称がさまざま。
価 格 | 3,000円~4,000円(㎡単価相場) |
耐用年数 | 12~15年程度 |
ナノテクノロジー塗料
ナノテクノロジーを応用した21世紀型塗料で低汚染という特徴を備えています。石油由来の原料を大幅にカットできるので、エコロジーな塗料でもあります。
艶なしでマットな仕上がりが特徴で、艶ありのものは存在しません。
艶なしでマットな仕上がりが特徴で、艶ありのものは存在しません。
価 格 | 2,500円~5,500円(㎡単価相場) |
耐用年数 | 12~15年程度 |
アクリル100%(ピュアアクリル)塗料
100%アクリル、ピュアアクリルと呼ばれる塗料で、アクリル塗料から不純物を完全に除いたピュアアクリルはフッ素と同等の耐用年数と汚れにくさを実現します。また最大の特徴は弾性に優れていること。クラックへの追従性が高いので、モルタルなどひび割れが入りやすい外壁に向いています。
価 格 | 3,800円~4,500円(㎡単価相場) |
耐用年数 | 13~15年超 |
フッ素塗料
高価でありながらも、頻繁に塗り替えができないビルやマンションといった建物に利用され、耐候性と寿命の長さがしっかりと証明されています。
その実績からスカイツリーの塗装にも使われました。
その実績からスカイツリーの塗装にも使われました。
価 格 | 3,500円~5,000円(㎡単価相場) |
耐用年数 | 13~15年超 |
無機系ハイブリッド
耐用年数が20年近い、それ以上とも言われるとにかく高耐久の塗料です。無機と有機のシリコン結合の良いところを組み合わせています。
価 格 | 4,000円~5,500円(㎡単価相場) |
耐用年数 | 15~20年超 |
それぞれの塗料ごとに特徴や価格、耐用年数を見てきました。全体を通して耐用年数が長い塗料ほど価格帯も高くなるのが塗料全般の特徴だとも言えますね。
各メーカーより種類別に様々な塗料が販売されており、実際外壁塗装を依頼する場合は、塗装会社から塗料のご提案を受けるケースがほとんどだと思いますが、例えば「薦められた塗料で良いか判断ができない」「本当にシリコンでいいのだろうか?」「ナノテクノロジー塗料で我が家の不満は解消できるのか?」など気になることがある場合には複数の業者に提案・お見積りをお願いすることも最適な塗料を選ぶための方法としては有効だと言えそうです。
次に水性塗料と油性塗料について見ていきましょう。
塗料には「水性」と「油性」があるということを聞いたことがあるという方もいらっしゃるかもしれませんね。例えばシリコン塗料でも「水性」と「油性」が存在するんですね。
ここでは具体的に「水性」と「油性」の違いやそれぞれの特徴について見ていきたいと思います。
塗料には「水性」と「油性」があるということを聞いたことがあるという方もいらっしゃるかもしれませんね。例えばシリコン塗料でも「水性」と「油性」が存在するんですね。
ここでは具体的に「水性」と「油性」の違いやそれぞれの特徴について見ていきたいと思います。
水性と油性の違いとは?
そもそも塗料は、「合成樹脂」「顔料」「添加材」の3つの成分で作られています。
合成樹脂 | アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素といった塗料の主成分で、塗料の耐久性を左右します。 |
顔 料 | 塗料の色を決定する原料です。 |
添加材 | 塗装で使用できるようにするため塗料の品質を安定させるための成分です。例えばたれ防止、気泡痕跡発生防止、防カビ・防腐などの機能を追加してくれています。 |
こうした3つの成分で作られている塗料ですが、そのままでは外壁塗装で使用することができないため「水」か「溶剤」、どちらかを混ぜることで希釈する必要があります。
この時希釈剤として水を使用する塗料を「水性塗料」、シンナーなどの溶剤を使用する塗料を「油性塗料」と言います。
この時希釈剤として水を使用する塗料を「水性塗料」、シンナーなどの溶剤を使用する塗料を「油性塗料」と言います。
現在、外壁塗装においてはほとんどのケースで水性塗料が使用されます。
一昔前までは油性塗料と比較すると耐久性に疑問があった水性塗料も技術開発が進み、現在では価格・耐久性ともに大きな差はなくなってきました。ただし外壁材や塗る場所によっては水性塗料よりも油性塗料が適している場合もあります。
一昔前までは油性塗料と比較すると耐久性に疑問があった水性塗料も技術開発が進み、現在では価格・耐久性ともに大きな差はなくなってきました。ただし外壁材や塗る場所によっては水性塗料よりも油性塗料が適している場合もあります。
また水性塗料は油性塗料と比較して「臭いが少ない」という特徴もあります。
室内塗装を行う、赤ちゃんや小さなお子様、ペットがいるご家庭でも安心してお選びいただくことができるのは大きなメリットですよね。
室内塗装を行う、赤ちゃんや小さなお子様、ペットがいるご家庭でも安心してお選びいただくことができるのは大きなメリットですよね。
さらに水性塗料は環境にも貢献できるというメリットもあります。
それは油性塗料と比較して大気汚染の原因ともなるVOC(揮発性有機化合物)の排出が少ないためです。最近世間の関心の高いSDGs(持続可能な開発目標)でも自然保護が国際社会の共通目標となっています。そうした社会背景からも水性塗料の開発が進み、今後、塗料の主役になっていくといったことが十分考えられますね。
それは油性塗料と比較して大気汚染の原因ともなるVOC(揮発性有機化合物)の排出が少ないためです。最近世間の関心の高いSDGs(持続可能な開発目標)でも自然保護が国際社会の共通目標となっています。そうした社会背景からも水性塗料の開発が進み、今後、塗料の主役になっていくといったことが十分考えられますね。
シンナー等の溶剤を使用するため、水性塗料と比較すると「臭いが強い」というデメリットがあります。
しかし、一方で耐久性に優れているため外壁塗装よりも耐久性が必要とされる屋根塗装においては現在も油性塗料を使用するケースがほとんどです。
しかし、一方で耐久性に優れているため外壁塗装よりも耐久性が必要とされる屋根塗装においては現在も油性塗料を使用するケースがほとんどです。
やはり耐久性という点において雨に強く、長期間艶を維持し、美観を保持してくれるというメリットがあります。
また屋根以外にも鉄部やツルツルした材質への塗料などは水性塗料は適さないため、油性塗料をお選びいただく必要があります。
また屋根以外にも鉄部やツルツルした材質への塗料などは水性塗料は適さないため、油性塗料をお選びいただく必要があります。
塗料の事を調べていくと塗料には「1液型と2液型がある」という説明を見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
1液型か、2液型か、そこまでお客様自身でお選びいただくことは非常に稀なのですが塗料の性質を理解していただくためにも見ていくようにしましょう。
1液型か、2液型か、そこまでお客様自身でお選びいただくことは非常に稀なのですが塗料の性質を理解していただくためにも見ていくようにしましょう。
強い塗膜を作るために硬化剤が必要になる
前述までで、塗料には水性と油性があり、塗装で使用するために水か溶剤で希釈するというお話しをしました。塗装をする際にはさらに、外壁表面にきちんとした塗膜を作るために「硬化剤」を塗料に混ぜた上で使用しますが、
【2液型】
塗料(主材)と硬化剤が別々になっており、使用時に主材と硬化剤を混ぜて使用するものを2液型と言います。
使用する分に応じて硬化剤を混ぜるため、混ぜる手間や一度硬化剤を混ぜてしまったらその分は使い切らなければいけないというデメリットはありますが、1液型と比較しても手間をかける分、塗装直前に硬化反応を引き出すことでより強固な塗膜を作ることが可能な上に塗装可能な素材が幅広いというメリットがあります。
塗料(主材)と硬化剤が別々になっており、使用時に主材と硬化剤を混ぜて使用するものを2液型と言います。
使用する分に応じて硬化剤を混ぜるため、混ぜる手間や一度硬化剤を混ぜてしまったらその分は使い切らなければいけないというデメリットはありますが、1液型と比較しても手間をかける分、塗装直前に硬化反応を引き出すことでより強固な塗膜を作ることが可能な上に塗装可能な素材が幅広いというメリットがあります。
【1液型】
硬化剤が最初から主材に混ぜられているものを1液型と言います。
硬化剤を都度、混ぜ合わせる必要がないため手間が掛からない上に、2液型のように即座に塗料を使い切らなくてはいけないといったことがないため、余ってしまった塗料を翌日でも使用することができるといったメリットがあります。
硬化剤が最初から主材に混ぜられているものを1液型と言います。
硬化剤を都度、混ぜ合わせる必要がないため手間が掛からない上に、2液型のように即座に塗料を使い切らなくてはいけないといったことがないため、余ってしまった塗料を翌日でも使用することができるといったメリットがあります。
元は2液型塗料しか存在しませんでしが、混合・攪拌の手間、効率を改善させるために開発されたのが1液型塗料なのです。特に2液型は攪拌時に希釈配分を間違えると塗料本来の性能を発揮できない場合がありますが、1液型は攪拌しないことで、その心配がなく施工品質を一定以上に保てるというメリットもあります。
街の外壁塗装やさんでは、お客様のご希望をお伺いした上で耐用年数や価格などを考慮した上で最適なタイプを選択し、塗装をさせていただいております。
外壁塗装を検討する際には、耐用年数や塗料が持つ機能も気になりますが、やはり見た目が一番気になるという方も多いのではないでしょうか?
我が家には何色が似合うだろう?と美しくなったご自宅を想像すると嬉しい気持ちになりますよね。でもその見た目ですが決して色だけではないってご存知ですか?それが「塗料の艶」なのです。
我が家には何色が似合うだろう?と美しくなったご自宅を想像すると嬉しい気持ちになりますよね。でもその見た目ですが決して色だけではないってご存知ですか?それが「塗料の艶」なのです。
【塗料の艶には5段階存在します】
※塗料の種類によっては艶の種類が少ないものも存在します。
艶あり、艶なしによって見た目の雰囲気はもちろん、実は耐用年数の違いや汚れにくさなどにも違いが存在します。塗料を選ぶ際にはこうしたことも知っておくと大変便利ですね。
艶あり、艶なしによって見た目の雰囲気はもちろん、実は耐用年数の違いや汚れにくさなどにも違いが存在します。塗料を選ぶ際にはこうしたことも知っておくと大変便利ですね。
アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などの塗料の種類から始まり、水性塗料と油性塗料の違いなど塗料について基本を見てきました。
これから外壁塗装を検討する方の中には「シリコンの水性塗料でお願いしたいな」「耐用年数を伸ばしたいからフッ素塗料がいいな」など具体的なイメージができたという方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、ここで覚えておいていただきたいことはモルタルやサイディング、ALCなどお住まいの外壁材、また初めての外壁塗装なのか?二回目の外壁塗装なのか?、鉄部や木部など外壁材以外の部位への塗装などの条件によってベストな塗料が異なるということです。
しかし、ここで覚えておいていただきたいことはモルタルやサイディング、ALCなどお住まいの外壁材、また初めての外壁塗装なのか?二回目の外壁塗装なのか?、鉄部や木部など外壁材以外の部位への塗装などの条件によってベストな塗料が異なるということです。
こうしたことをご理解いただいた上で塗装会社のご提案を受けていただき、一緒に考えていけるとより良い塗装になるのではないでしょうか。
<併せてこちらもご覧ください>
※モルタル外壁の塗装・メンテナンスについて詳しくはこちら
※窯業系サイディングの塗装・メンテナンスについて詳しくはこちら
※金属サイディングの塗装・メンテナンスについて詳しくはこちら
※ALCの塗装・メンテナンスについて詳しくはこちら
※塗装が難しい外壁があるってご存知ですか?
※二回目以降の外壁塗装を検討中の方が知っておきたい注意点
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※二回目以降の外壁塗装を検討中の方が知っておきたい注意点
過酷な環境から外壁を守るための塗料。これまでの歴史の中で各社が技術を競い合い、大きな発展を遂げてきました。色や作業効率の改善だけでなく、遮熱や断熱、低汚染性という機能がまさにそうであり、私たちの生活をより快適なものにしてくれます。
ここでは現在、注目されている塗料が持つ機能について、代表的なメーカー塗料と併せて見ていきましょう。
ここでは現在、注目されている塗料が持つ機能について、代表的なメーカー塗料と併せて見ていきましょう。
長寿命を実現するために付加される機能
ナノコンポジット技術
ナノテクノロジーによって塗膜の成分となる樹脂を1メートルの10億分の1のサイズまで微小化すること。
塗膜が緻密となり、均一化することよって長い耐用年数と汚れにくさを獲得できます。
塗膜が緻密となり、均一化することよって長い耐用年数と汚れにくさを獲得できます。
ラジカルフリー(HALSハイブリッド)
塗膜の色褪せの原因となる紫外線を吸収するだけでなく、劣化の原因となる成分(ラジカル)が発生した場合はそれを閉じ込めて悪影響を及ぼさないようにする技術です。
各メーカーによってラジカルフリーやラジカル制御、HALSハイブリッドと呼称が違います。紫外線吸収とラジカル制御の2つで劣化を抑えているのでハイブリッドです。塗膜に無機成分を配合するハイブリッドとは別物です。
各メーカーによってラジカルフリーやラジカル制御、HALSハイブリッドと呼称が違います。紫外線吸収とラジカル制御の2つで劣化を抑えているのでハイブリッドです。塗膜に無機成分を配合するハイブリッドとは別物です。
低汚染を実現するために付加される機能
塗膜への親水性の付加
どんな環境であっても外壁に汚れは付着します。その汚れよりも水分の方が外壁に付着しやすいとしたらどんなことが起こるでしょうか。
汚れよりも水分の方が付着しやすいのだから、汚れの下に潜り込みますよね。こうなると汚れは外壁から浮いた状態となり、雨で洗い流されやすくなるのです。ナノテクノロジーや光触媒などの技術によって親水性を付加することができます。
汚れよりも水分の方が付着しやすいのだから、汚れの下に潜り込みますよね。こうなると汚れは外壁から浮いた状態となり、雨で洗い流されやすくなるのです。ナノテクノロジーや光触媒などの技術によって親水性を付加することができます。
●使用されている外壁塗装用塗料
ナノコンポジットシリーズ ダイヤスーパーセランシリーズ パーフェクトトップ アレスダイナミックTOP ハイウエザーDC エスケープレミアムシリコン ハイドロテクト カラーコートなど
劣化の原因でもあり、光触媒技術の核でもある顔料酸化チタン
塗料に白色を付けるため用いられる顔料が酸化チタンです。この酸化チタン、日光にあたると様々な物質を分解してしまうという特徴があります。
日光によって酸化チタンが塗膜を分解してしまうから、劣化してしまうのです。この酸化チタンの特徴を応用し、汚れを分解させてしまう機能を持たせたのが光触媒塗料です。デメリットをメリットに変えてしまうなんて本当にすごいことです。
日光によって酸化チタンが塗膜を分解してしまうから、劣化してしまうのです。この酸化チタンの特徴を応用し、汚れを分解させてしまう機能を持たせたのが光触媒塗料です。デメリットをメリットに変えてしまうなんて本当にすごいことです。
遮熱・断熱といった快適を実現するために付加される機能
遮熱機能の付加
太陽光を効率よく反射する、赤外線を吸収させないといった仕組みで室温の上昇を防ぎ、エアコンの稼働率を下げ、光熱費を節約することができます。
光熱費の節約は二酸化炭素の排出を減らすことができますので、環境にもやさしいのが特徴です。
光熱費の節約は二酸化炭素の排出を減らすことができますので、環境にもやさしいのが特徴です。
断熱機能の付加
お外の暑さを室内へ伝えない、お部屋の暖かさを室外へ伝えない機能です。熱の移動を非常にゆっくりするイメージをお考えください。
例えば、真夏の暑さが室内へ伝わるのに16時間以上かかるとしたら、いかがでしょうか。日が出た時の暑さが室内へ伝わったと思ったら、既に日は暮れていますので、熱源はなくなってしまっているので温度が上昇することはほとんどありません。
例えば、真夏の暑さが室内へ伝わるのに16時間以上かかるとしたら、いかがでしょうか。日が出た時の暑さが室内へ伝わったと思ったら、既に日は暮れていますので、熱源はなくなってしまっているので温度が上昇することはほとんどありません。
こうして見ると塗料には本当に様々な種類があって一体どれを選んでいいのか逆に分からなくなってしまったという方がいらっしゃるかもしれません。
まず最初にご安心いただきたいのは私たちは毎日外壁塗装の現場を管理し、これまで20,000棟近い外装リフォームを行ってきました。お客様が最終的な決断ができるようなわかりやすい解説やご提案をさせていただきますのでご不明点やご不安があればご遠慮なくおっしゃっていただきたいということです。
お客様が塗料を選ぶ際には、目的や予算、好みなどをまずはお伝えください。
まず最初にご安心いただきたいのは私たちは毎日外壁塗装の現場を管理し、これまで20,000棟近い外装リフォームを行ってきました。お客様が最終的な決断ができるようなわかりやすい解説やご提案をさせていただきますのでご不明点やご不安があればご遠慮なくおっしゃっていただきたいということです。
お客様が塗料を選ぶ際には、目的や予算、好みなどをまずはお伝えください。
ご予算 | どれくらいの費用をお考えですか? |
色・艶 | どのような色がお好みですか? 光沢のある艶ありがお好みですか? またはマット(艶なし)な仕上がりがご希望ですか? |
機能性 | 遮熱、断熱、低汚染性などご希望はございますか? |
メンテナンスサイクル | 耐久年数はどの程度をご希望されますか? |
このようなことを検討していただいた上で、ご要望としてお申し付けいただければ最適なご提案をさせていただきます。
塗料はその性能や耐用年数が上がるほど高価になっていきますが、必ずしも高価な塗料がお客様にとって一番であるとは限りません。現在のお住まいのこと、将来のことなどお客様の不安や悩みを解消し、希望を叶えるための外壁塗装ですから是非一緒にお住まいのこと、考えていきましょう。
塗料はその性能や耐用年数が上がるほど高価になっていきますが、必ずしも高価な塗料がお客様にとって一番であるとは限りません。現在のお住まいのこと、将来のことなどお客様の不安や悩みを解消し、希望を叶えるための外壁塗装ですから是非一緒にお住まいのこと、考えていきましょう。
屋根塗装も併せてご検討中の方へ
外壁塗装時に屋根塗装も併せて検討・実施される方って多いと思います。
これは外壁塗装と屋根を併せてメンテナンスしてしまうことで、メンテナンスの手間が省けるというメリット、また外壁塗装時に仮設した足場を有効活用することによってコスト的なメリットが享受できるメリットがあったりと様々なメリットが存在するためです。
私たちもお客様のご希望、予算などを考慮し、併せて屋根塗装をご提案・実施させていただくケースが数多くありますが、屋根塗装検討時の注意点についてご理解いただきたいと思います。
これは外壁塗装と屋根を併せてメンテナンスしてしまうことで、メンテナンスの手間が省けるというメリット、また外壁塗装時に仮設した足場を有効活用することによってコスト的なメリットが享受できるメリットがあったりと様々なメリットが存在するためです。
私たちもお客様のご希望、予算などを考慮し、併せて屋根塗装をご提案・実施させていただくケースが数多くありますが、屋根塗装検討時の注意点についてご理解いただきたいと思います。
屋根塗装の塗料を選ぶ際、外壁とのメンテナンスサイクルを併せる為に屋根と外壁を同程度の耐久性の塗料を使用した場合、屋根に関しましては築年数により次回のメンテナンスの前に雨漏りしてしまう可能性があります。それは何故でしょうか?
理由は、屋根は屋根材以外にも使われている部材があり、それぞれに寿命があるからです。
例えば屋根材の下に葺いてあるルーフィングにも寿命が有り20年~25年程が目安となります。築20年以上が経過している屋根の場合、10年の耐久性の塗料を使用しても、次回塗り替えのタイミングである築30年の前にルーフィングが劣化する可能性が非常に高くなります。
理由は、屋根は屋根材以外にも使われている部材があり、それぞれに寿命があるからです。
例えば屋根材の下に葺いてあるルーフィングにも寿命が有り20年~25年程が目安となります。築20年以上が経過している屋根の場合、10年の耐久性の塗料を使用しても、次回塗り替えのタイミングである築30年の前にルーフィングが劣化する可能性が非常に高くなります。
スレート屋根の場合はルーフィングの劣化を目視出来ない為、築年数と小屋裏の状況から判断しなければなりませんが、街の外壁塗装やさんとしては、長くお住まいいただく為に屋根材が塗装可能な状態であっても、塗装工事ではなく屋根カバー工法や葺き替えといった屋根リフォームをお勧める事もあります。
外壁塗装の塗料の種類と選び方まとめ
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塗料にはアクリル、ウレタン、シリコン、ラジカル制御型ハイブリッド塗料、フッ素、無機といった種類があります。
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塗料を希釈する際に水を使用する塗料を水性塗料、溶剤を使用する塗料を油性塗料といいます。
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現在外壁塗装においてはほとんどのケースで水性塗料が使用されます。
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水性塗料は臭いが少なく、またVOC(揮発性有機化合物)の排出が少ないため、環境にも貢献できるというメリットがあります。
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硬化剤が別々となっているものを2液型塗料、販売時に既に硬化剤が混ぜられているものを1液型塗料といいます。
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塗料の見た目は色だけではなく、艶あり、艶なし、その間に7分艶、5分艶、3分艶といったように艶のあり、なしを選ぶこともできます。
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外壁材、また初めての外壁塗装か二回目の外壁塗装か?など条件によって適切な外壁塗装は異なります。
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現在は遮熱や断熱、低汚染性など技術開発によって様々な機能を持つ塗料が販売されています。
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