- HOME
- 外壁のコーキング補修工事を解説!劣化症状・補修方法・費用やDIYの注意点
外壁のコーキング補修工事を解説!劣化症状・補修方法・費用やDIYの注意点
外壁の目地にあるコーキングは、外壁材同士の隙間を埋めて雨水の浸入を防ぎ、外壁材の動きを吸収する重要な役割を担っています。
一方で、コーキングは紫外線や雨風の影響を受け続けるため、時間の経過とともにひび割れや肉痩せ、剥離などの劣化が見られるようになります。
では、外壁目地のコーキングはどのような状態になったら補修が必要なのでしょうか?
また、補修には「打ち替え」と「増し打ち」がありますが、どのような違いがあるのでしょうか。
今回は外壁コーキングの基本的な役割から劣化症状、補修方法、コーキング材の選び方、DIYで対応する際の注意点まで、外壁のメンテナンスを検討する際に知っておきたいポイントを詳しく解説します。
※後ほど解説していますが、「コーキング」と「シーリング」は同じ意味で使用しています。本ページでは「コーキング」をメインに表記しています。
外壁コーキング(シーリング)の役割と施工場所
コーキングとシーリングの違い
外壁塗装や住まいのメンテナンスについて調べていると、「コーキング」や「シーリング」という言葉を目にすることがあります。
どちらも外壁材の目地などに材料を充填して隙間を埋める部材や施工を指しており、現在の建築・リフォームの現場では、ほぼ同じ意味で使われています。
もともとの言葉には、次のような違いがあります。
英語の「caulk」に由来し、隙間を埋めるという意味
☑ シーリング(Sealing):
英語の「seal」に由来し、水や空気などの漏れを防ぐ、密閉するという意味
以前は材料や用途によって使い分けられることもありましたが、現在は施工店や職人によって呼び方が異なる程度で、一般的な住宅の外壁工事では大きな違いはありません。
そのため、業者との打ち合わせや見積書で「コーキング」「シーリング」と表記されていても、基本的には同じような施工を指していると考えて問題ありません。
▼違いについてより詳しく解説!
建物を守る2つの重要な役割(防水性・緩衝性)
外壁の目地に入っているゴム状のコーキングは目立たない存在ですが、住宅を雨水などから守るために重要な役割を担っています。
コーキング材の大きな役割は
2. 建物の揺れに合わせて外壁材等の破損を防ぐこと(緩衝)
建物内部への浸水を防ぐ防水機能
サイディングボードやALCパネルなどの外壁材は、施工時にどうしても部材同士の間に目地と呼ばれる隙間ができます。
また、窓サッシの周囲や配管の貫通部などにも隙間が生じます。
コーキングはこうした隙間部分に充填され、雨水が外壁の内部へ入り込むのを防ぐ役割を果たしています。
もし目地などに隙間ができたままになってしまうと、雨水が壁の内部へ浸入し、外壁材だけでなく下地や構造部分にまで影響を及ぼす可能性があります。
長期間にわたって水分が入り込めば、腐食やカビ、雨漏りにつながることもあるため注意が必要です。
▼関連ページ
外壁材の動きを吸収する緩衝材としての役割
コーキングは「緩衝材」としても大切な外壁材を守ってくれています。
コーキング材はシリコン系などの樹脂で作られており、ゴムのように柔らかく弾力があります。
その柔軟性により、建物が揺れた際や気温差で外壁材が膨張・収縮したときの動きを吸収し、外壁材の負担をやわらげる役割を果たします。
外壁材同士の間にコーキングを入れておくことで、外壁材同士が直接ぶつかるのを防ぎ、動きを吸収するクッションとしてダメージから守ってくれるのです。
モルタル壁でのコーキングの役割
目地や繋ぎ目がない仕上げの外壁としてモルタル壁が知られていますが、こちらはクラック(ひびや亀裂)が入りやすいというデメリットがあり、工程数が多く、高価なことから現在では新築での施工が減っています。
目地のないモルタル外壁だからと言ってコーキング補修工事が必要ないわけではありません。
モルタル外壁にクラックが入ってしまったときには、雨水が入り込まないよう補修をする際にもコーキング材が役立ちます。
クラック補修時は塗装メンテナンスに支障がでないよう、コーキング材の種類に注意します。
▼関連ページ
主にコーキングが使われている場所(屋外・屋内)
コーキングは外壁の目地だけに使われているわけではありません。
建物にはさまざまな接合部や隙間があるため、屋外・屋内を問わず幅広い場所で使用されています。
屋外では、次のような場所が代表的です。
☑ 窓サッシ周り:外壁と窓枠の取り合い部分
☑ 配管などの貫通部:外壁を通る配管周辺の隙間
特に外壁材の目地は、雨水の浸入を防ぐうえで重要な部分です。
また、屋内では浴室やキッチン、洗面台などの水回りにもコーキングが使用されています。
浴槽と壁の接合部、キッチンの天板と壁の境目、洗面台と壁の取り合い部分などに施工され、水が隙間へ入り込むのを防いでいます。
このように、コーキングは住宅のさまざまな場所で、水や空気などが入り込む可能性のある隙間を保護しています。
コーキングの耐用年数と注意したい劣化サイン
コーキングの寿命・交換時期の目安
外壁のコーキングは、日々、紫外線や雨風、気温の変化などにさらされています。
そのため、外壁材や塗膜と同じように少しずつ劣化していきます。
一般的なコーキングの耐用年数は、5~10年程度がひとつの目安です。
ただし、実際の寿命は使用されている材料や施工状態、建物の立地条件などによって変わります。
たとえば、日差しを強く受ける外壁では紫外線による劣化が進みやすく、南側や西側の外壁、日差しを遮るものが少ないベランダ・バルコニー周辺などは特に注意が必要です。
築5~10年程度を迎えた住宅では、外壁塗装を検討する際に目地のコーキングについても状態を確認しておくと安心です。
自分で確認できるコーキングの劣化症状
表面の汚れ
劣化によって染み出てきた可塑剤(コーキング材の弾性を保つ成分)に汚れが付着してしまった状態です。
可塑剤はベタベタしているので、すぐに汚れが付着します。
コーキング材の肉痩せ
コーキングが収縮して細くなり、目地の中で十分な厚みを保てなくなっている状態です。
外壁材との間に隙間が生じると、そこから雨水が入り込む可能性があるため注意が必要です。
ひび、亀裂
コーキングの表面に細かなひびが入っている状態です。
紫外線などの影響で柔軟性が失われると発生しやすくなります。
ひびや亀裂が表面だけならよいのですが、内部にまで貫通していると雨水が建物内部へ浸入していきます。
すぐに雨漏りするわけではありませんが、建物にとって好ましくない状態です。
剥がれ、隙間
コーキングと外壁材の間に隙間ができ、接着面から離れてしまっている状態です。
こちらはサイディングに雨水が浸透していきますので、反りや膨れの原因となります。
また、外壁の内側へも雨水が浸透していきます。
ひび割れや肉痩せよりも進行した劣化症状として注意が必要です。
破断
コーキングが大きく裂け、中央部分から切れてしまっている状態です。
ここまで劣化が進むと、目地としての防水機能が十分に発揮できなくなっている可能性があります。
雨水が外壁内部へ浸入するリスクも高くなるため、早めに専門業者へ状態を確認してもらうことをおすすめします。
剥落
完全に硬化してしまい、ボロボロと崩れ落ちている状態です。
コーキング材が完全になくなってしまい、奥のバックアップ材が見えているものを見かける時もあります。
早急な対処が必要です。
一つでも当てはまるものがあれば、コーキングや外壁の補修時期に来ています。
街の外壁塗装やさんにご相談ください!
街の外壁塗装やさんは無料で点検を行い、お住いの最適なメンテナンス方法をご提案いたします!

コーキング材やゴム製品などを柔らかくするために添加される薬剤。
紫外線、雨、温度変化、経年など様々な要因で添加された製品から分離していく。
この分離現象を「ブリード」と言い、汚れやすくなるだけでなく、痩せて硬化が進むのでコーキングにひびや亀裂、割れ、裂けが発生する。
外壁材等に染みつくため、洗っても落ちるものではなく住まいの美観性を著しく損ねます。
ブリード現象の発生を防ぐ方法としては一つ、可塑剤が含まれていないノンブリードタイプのコーキング材を使用するということです。
コーキングの劣化は外壁塗装のメンテナンスサイン
外壁のコーキングに劣化が見られた場合は、目地だけでなく外壁全体のメンテナンス時期についても確認しておきたいタイミングです。
外壁のコーキングと塗膜は、どちらも屋外で紫外線や雨風の影響を受けながら建物を保護しています。
そのため、築年数が経過してコーキングに劣化が見られる場合は、外壁の塗膜についても劣化が進んでいる可能性があります。
また、コーキングの劣化部分から雨水が外壁内部へ入り込むと、外壁材や下地に影響を及ぼすことがあります。
内部に入った水分が外壁表面へ影響し、塗膜の浮きや剥がれ、膨れなどにつながるケースもあります。
コーキングの状態を確認するときは、目地だけを見るのではなく、外壁表面にも目を向けてみましょう。
コーキングの劣化をきっかけに外壁全体を点検することで、必要なメンテナンスを早めに把握しやすくなります。
▼関連ページ
コーキング補修の種類:「打ち替え」と「増し打ち」の違い
コーキング補修工事には2つの種類があります。
☑ 増し打ち:これまでのコーキング材の上にコーキング材を重ねて充填する
古いコーキングを全面除去する「打ち替え工法」
外壁コーキングの補修方法として、基本となるのが打ち替え工法です。
打ち替えとは、既存の古いコーキングを撤去し、新しいコーキング材を充填し直す方法となります。
まず劣化したコーキングをカッターなどで取り除き、目地の内部をきれいに清掃します。
その後、周囲を養生してプライマーを塗布し、新しいコーキング材を充填。
最後にヘラなどで表面を整えて仕上げます。
古いコーキングを一度撤去するため、新しいコーキング材を適切な厚みで充填しやすく、目地本来の防水性や伸縮性を確保しやすいことが大きなメリットです。
一方、既存のコーキングを撤去する工程が必要になるため、増し打ちと比べて作業の手間や時間がかかります。
それでも、外壁材の目地をしっかり補修するためには、劣化したコーキングを取り除いてから新しく施工する打ち替えが基本的な工法となります。
上から重ねて充填する「増し打ち工法」
既存のコーキングを撤去せず、その上から新しいコーキング材を充填する方法が増し打ち工法です。
古いコーキングの撤去作業が必要ないため、打ち替えよりも施工の手間を抑えやすく、工事にかかる時間や費用も少なくなる傾向があります。
ただし、増し打ちならどのような場所でも施工できるわけではありません。
既存のコーキングが大きく劣化している場合や、新しいコーキングを十分な厚みで充填できない状態で施工すると、十分な耐久性を確保できない可能性があります。
表面を新しく覆っただけでは、内部に残っている古いコーキングの劣化を解消できないためです。
また、目地の形状や深さによっても、新しいコーキング材を適切な厚みで充填できないこともあります。
そのため、単純に「安いから増し打ち」と考えるのではなく、既存のコーキングの状態や施工する場所を確認したうえで、適切な工法を選ぶことが重要です。
どちらを選ぶべき?適した場所と判断基準
打ち替えと増し打ちは、施工する場所や既存コーキングの状態によって使い分ける必要があります。
理想は打ち替えですが、部位によっては増し打ちの方が適切なこともあります。
例えば窓枠やサッシ周りは、形状によってはこれまでのコーキングを撤去できないこともありますし、無理に撤去しようとすると窓枠やサッシを傷つけてしまう可能性もあります。
窓枠やサッシを傷つけてしまうと、それが原因となって雨漏りする可能性が高まります。
つまり、打ち替えと増し打ちのどちらが適しているかは、施工箇所やコーキングの状態によって異なります。
目地の劣化状況を確認せず、工法だけで判断することはできません。
コーキングの施工不良がもたらす劣化症状に注意
コーキング工事は、見た目以上に繊細な作業です。
適切な施工がされていない場合、すぐにひび割れが起きてしまったり、早期に剥がれてしまったりと、想定よりも早く劣化が進む恐れがあります。
たとえば、以下のようなケースは施工不良の原因となります。
☑ 外壁材と相性の合わない材料を使ってしまっている
☑ プライマー(接着剤)の塗布が不十分
☑ コーキングの基本である「2面接着」が守られていなかった
こうした不具合があるとコーキング本来の性能が発揮されず、防水性が失われてしまうだけでなく、雨水の影響から外壁材の傷みに発展することも考えられるのです。
特に、施工から間もないうちにひび割れが発生した場合は、施工不良の可能性が高いといえます。
そのため、外壁のコーキング補修工事を依頼する際には、しっかりとした技術と知識を持つ信頼できる業者を選ぶことがとても大切です!
外壁コーキング補修費用の目安と安く抑えるコツ
打ち替え工事
既存の劣化したコーキングを一度すべて撤去し、新しいコーキング材を充填し直す方法です。
| 費用の目安 | 900円〜1,200円/m |
増し打ち工事
既存のコーキング材の上から重ねて新しいコーキング材を充填する方法です。
サッシ回りのコーキング補修では増し打ちをすることが多いです。
| 費用の目安 | 600円〜900円/m |
足場費用を含めた見積もりの確認が重要です
上記はあくまでもコーキング補修部分のみでの金額となっており、実際の施工では足場の設置費用(約20万円〜30万円が相場)なども必要になります。
外壁では想像以上にコーキングが打たれており、補修時に剥がしてみるとその量・長さに驚かれるお客様も珍しくありません。
そのため、1メートルあたりの費用は他部分の補修に比べて安く感じるかもしれませんが、総合的に考えると大きな金額になります。
特に足場代は工事金額の中でもかなり大きな割合を占めますので、外壁塗装とコーキング補修はセットで行うことを前提に工事の計画を進めることがオススメです。
| 足場設置費用の相場目安 | 約20万円〜30万円 |
外壁塗装と同時施工が効率的な理由
外壁コーキングの補修を行う際は、外壁塗装のタイミングと合わせて検討するのもひとつの方法です。
高所のコーキング補修には足場が必要になりますが、外壁塗装でも足場を使用するため、同じタイミングで工事を行えば足場の設置を一度で済ませられます。
別々の時期にコーキング補修と外壁塗装を行うと、それぞれの工事で足場が必要になり、結果として足場にかかる費用や工事の手間が増えてしまうのです。
外壁塗装と同時に行う場合、工程が前後することがあります
なお、外壁塗装とコーキングを同時に施工する場合でも、コーキングを塗装の前に施工する「先打ち」と、塗装後に施工する「後打ち」など、仕上げ方には違いがあります。
使用するコーキング材や外壁の状態によって適した方法が異なるため、施工業者に確認しておきましょう。
先打ち
外壁塗装前に打ち替えを行い、外壁塗装時にコーキング材にも塗装を行う。
塗装されることによって直射日光と風雨から遮られるので、傷みを抑えることができる。
コーキングの方が柔らかく、弾性に富んでいるため、表面の塗膜が割れてしまうことがあり、見た目が悪くなる。
後打ち
外壁塗装後に打ち替えを行う。コーキング材には塗装を行わない。
コーキング材の表面に塗膜がないので、割れなどが起こらない。
日光、風雨に晒されるため、傷みが早くなる。
コーキングの「先打ち」にも「後打ち」にもメリットとデメリットがあるので、どちらが良いとは一概に言えません。
コーキング剤の種類
コーキング剤の主要5種類を比較
建築やリフォームで使用されるコーキング材には、成分や性質によってさまざまな種類があります。
外壁の目地補修に使用する場合は、施工する場所やその後の塗装の有無に合わせて適切な材料を選ぶことが大切です。
| コーキング材の種類 | 外壁塗装の可否 | 特徴・主な用途 |
|---|---|---|
| 変成シリコン系 | ◯ 可能 | 外壁補修の主流。 耐候性が高く、サイディングに最適。 |
| シリコン系 | × 不可 (塗料を弾くため不向き) |
ガラスまわりや水まわりに。 耐水・耐熱性に優れる。 |
| ウレタン系 | ◯ 可能 (紫外線対策が必須) |
密着性と弾力性が高い。 紫外線に弱いため塗装保護が必要。 |
| アクリル系 | ◯ 可能 | 安価だが耐久性は低い。 現在は使用機会が減少。 |
| 油性コーキング系 | △ 条件付 | 表面に皮膜を作る古いタイプ。 現在はほとんど使われない。 |
変成シリコン系:外壁補修の主流
変成シリコン系は耐候性や耐久性に優れ、上から塗装できる製品が多いことが特徴です。
外壁の動きにも追従しやすく、サイディングやALC外壁の目地など、住宅の外壁補修で広く使用されています。
また、一般的なシリコン系と異なり、周辺を汚染しにくいことも外壁で使用しやすい理由のひとつです。
シリコン系:ガラス・水回り向け
シリコン系は耐水性や耐熱性、耐候性に優れているため、ガラス周りやキッチン・浴室などの水回りでよく使用されます。
一方で、硬化後は塗料が密着しにくいため、基本的に上から塗装する用途には向いていません。
そのため、外壁目地に使用すると、後から塗った塗料が剥がれる原因になることがあります。
ウレタン系:密着性と弾力性に優れる
ウレタン系は下地への密着性に優れ、硬化後も弾力性を保ちやすいコーキング材です。
ただし、紫外線の影響を受けやすいため屋外で使用する場合は塗料による保護が必要になるケースがあります。
アクリル系:安価ですが耐久性に注意
アクリル系は比較的安価で、湿った下地にも使用しやすいという特徴があります。
しかし、乾燥すると収縮しやすく、耐久性もそれほど高くありません。
そのため、現在の住宅外壁にある目地の長期的なメンテナンスでは、使用される機会は少なくなっています。
油性コーキング系:現在は使用頻度が低い
油性コーキング系は、施工後に表面に皮膜を形成しながら内部の柔軟性を保つタイプです。
以前は雨漏り対策などにも使用されていましたが、現在はより適したコーキング材が普及したことから、住宅の外壁補修で使用される機会は少なくなっています。
コーキング材のおすすめ商品
長寿命なコーキング材「オートンイクシード」
「オートンイクシード」は、通常のコーキング材に比べて非常に長い寿命を誇ります。
一般的なコーキング材の耐用年数が5年から10年程度とされる中で、オートンイクシードはおよそ30年の耐久性が期待できるとされています。
「ブリード現象」を起こさないノンブリードタイプ
耐久性の高さの理由のひとつが、先ほどご紹介した可塑剤を含んでいないことです。
オートンイクシードは可塑剤を使用していないノンブリードタイプの商品であるため、ブリードによる劣化が起こりにくく、長期間にわたって柔軟性や弾力性を保つことができます。
外壁材にしっかりと密着し、建物の動きに対応
オートンイクシードは外壁材への密着力が非常に高く、気温や湿度の変化によって建物が動いた際にも、その動きにしなやかに対応できる高い耐ムーブメント性を備えています。
そのためコーキング部分の割れや剥がれが起こりにくく、外壁の防水性や美観を長く保つことが可能になります。
また、紫外線や風雨といった過酷な環境下においても、その性能を長期間維持できる耐候性にも優れています。
オートンイクシード関連ページ
外壁コーキングはDIYできる?
DIY施工の手順と必要な道具
外壁コーキングの補修は、施工箇所や劣化状況によってはDIYで対応することもできます。
ただし、コーキングは単純に材料を詰めればよいわけではありません。
古いコーキングの撤去や下地処理、プライマーの塗布などを適切に行うことが、補修後の耐久性を左右します。
施工に必要な基本的な道具
カッター(スクレーパー)、マスキングテープ、バックアップ材またはボンドブレーカー、プライマー、専用筆、1液型変成シリコンコーキング材、コーキングガン、専用ヘラ、雑巾・ウェスなどを準備します。
打ち替え施工の流れ
コーキング補修工事時の工程は
下地清掃・コーキング撤去→養生→プライマー→コーキング材打設
になります。
この工程で最も難しいと感じるのは養生です。
コーキング材を打設するにはマスキングテープを目地に沿って綺麗に貼り付ける必要がありますが、実は凸凹としたサイディングに綺麗にテープを貼ることが非常に難しいのです。
この工程を確実に行えなければコーキング補修工事は綺麗に仕上がらず、隙間もできる可能性がありますし、マスキングテープを剥がす際に外壁を汚してしまうこともあります。
打ち終えたら、コーキング材が硬化する前にマスキングテープを取り外し、製品の指定する時間を目安に十分乾燥させます。
乾燥時間は気温や湿度、使用する製品によって異なるため、必ず製品の説明を確認しましょう。
DIYのメリット・デメリット
| 項目 | DIYのメリット | DIYのデメリット・リスク |
|---|---|---|
| 費用 | 材料費中心に抑えやすい | 施工不良による追加補修で 費用がかかる場合がある |
| 時間 | 自分の都合に合わせて 作業できる |
天候や乾燥時間を 考慮する必要がある |
| 仕上がり | ― | 施工方法によって 仕上がりに差が出やすい |
| 施工 | ― | 充填不良などで 補修が必要になる場合がある |
DIYで外壁コーキングを補修すれば、業者へ依頼する場合と比べて費用を抑えられる可能性があります。
しかし、施工方法を誤ると、かえって補修が必要になることもあります。
DIYのメリット:費用を抑えやすい
必要な道具や材料を自分で用意すれば、部分的な補修であれば数千円から1万円程度で対応できるケースがあります。
業者への依頼費用がかからないことは、DIYの大きなメリットです。
DIYのメリット:自分の都合に合わせて作業できる
業者との日程調整をする必要がなく、時間のあるときに気になる部分だけ補修できることもメリットです。
DIYのデメリット・リスク:充填不良によって雨水が入り込む可能性がある
プライマーの塗り忘れや充填不足、ヘラ押さえの不足などがあると、コーキングと外壁の間に隙間が生じることがあります。
その隙間から雨水が入り込むと、外壁内部の劣化につながる可能性があるため、「とりあえず上からコーキングを塗れば大丈夫」と考えるのは危険です。
DIYのデメリット・リスク:仕上がりに差が出やすい
コーキングは、材料の量やヘラの動かし方によって仕上がりが大きく変わります。
均一な厚みや滑らかな表面に仕上げるには、ある程度の経験が必要です。
DIYのデメリット・リスク:天候や乾燥時間の判断が難しい
コーキング施工では雨や湿気などの天候条件も確認する必要があります。
施工後の乾燥時間も製品によって異なるため、適切な条件を見極めなければなりません。
DIYでうまく施工できず、後から業者にやり直しを依頼すると、既存のコーキングを撤去する費用などが余計に発生します。
DIYで対応を検討できる範囲
「DIYで対応するか」「専門業者に依頼するか」は、施工場所の高さ・補修範囲・コーキングの劣化状態を基準に考えると判断しやすくなります。
☑ 数センチから1m程度など、局所的な補修
☑ 外壁材や下地に大きな劣化が見られない場合
DIYであっても、少しでも高所での作業が必要になる場合は、無理をしないことが大切です。
専門業者に依頼したほうがよい状況
2階以上など、高所での作業が必要な場合
高所でのコーキング補修には、転落などの事故につながる危険があります。
安全に作業するためにも、無理にDIYで対応するのは避けましょう。
住宅全体など、広範囲の打ち替えが必要な場合
戸建て住宅では、コーキングの施工箇所が非常に多くなることがあります。
広範囲を均一に仕上げるには、専門的な知識や施工経験が必要です。
剥離や破断など、劣化が進行している場合
コーキングが大きく剥がれていたり、破断して目地の内部が見えていたりする場合は、単純な部分補修では済まない可能性があります。
雨水が外壁内部へ入り込んでいるケースも考えられるため、コーキングだけでなく外壁や下地まで含めて状態を確認し、補修を進めることが重要です。
外壁コーキングは、部分的な補修であればDIYという選択肢もありますが、施工場所や劣化状態によっては専門業者へ相談したほうが安心です。
特に高所作業や広範囲の補修では、安全性と補修後の耐久性を優先して判断しましょう。
▼関連ページ
コーキングの2面接着・3面接着の違い
サイディングの繋ぎ目は動くことを前提に作られています
ワーキングジョイントとノンワーキングジョイント
サイディングやALCの繋ぎ目は寒暖による伸縮、揺れなどによる破壊を防止するために設けられています。
この「動くこと」を前提に作られている繋ぎ目をワーキングジョイントと呼びます。
これに対し、この「動くこと」を前提に作られている繋ぎ目をワーキングジョイントと呼びます。
窓枠やサッシ周り、コンクリートの継ぎ目地やひび割れ誘発目地(ひび割れの発生する可能性が高い建材の場合、ひび割れを集中させることを目的に設けられた目地)は動きが少ないので、ノンワーキングジョイントとなることがほとんどです。
ワーキングジョイントは2面接着
ノンワーキングジョイントは3面接着
動くことを前提に設けられているワーキングジョイントのコーキング材は、サイディングボードやALCの側面部分だけに接着させ、コーキング材の背面(底面)には接着させないのが基本です。
背面(底面)には接着させないようにバックアップ材やボンドブレーカーを挿入します。
背面(底面)も接着されてしまうと、その分だけコーキングの伸縮が制限されてしまうので伸び代も少なくなります。
その結果、高性能なコーキング材であっても、剥がれて隙間ができてしまうということも起こりえます。
動かないことを前提に設けられたノンワーキングジョイントは、防水性能から考えて3面全部にしっかりと接着される3面接着が基本です。
コーキング材の充填一つにしても、こういった知識を持っており、しっかりと施工してくれる業者を選ぶことが重要です。
まとめ:コーキングの補修について、まずはご相談を!
外壁コーキング(シーリング)は、建物全体から見ると小さな部分に見えるかもしれません。
しかし、住まいを雨水から守り、外壁材の動きを吸収する重要な役割を担っています。
目地の劣化サインは早めに確認
目地に「ひび割れ」「肉痩せ」「剥離」「破断」などの劣化サインを見つけたら、放置せずに早めのメンテナンスを心がけましょう。
特に足場費用を1回分に集約できる外壁塗装との同時施工を検討することが、将来的なトータルコストを最小限に抑える秘訣です。
外壁コーキングの補修・打ち替えは街の外壁塗装やさんにお任せください!
点検・調査からお見積りまでの費用は完全無料です
専門スタッフがお住まいの現地調査へ伺い、細部まで確認を行ってお見積書を作成いたします。
点検を行った結果「今すぐ補修する必要がない状態」と判断された場合でも、調査費用や出張費用などを請求することはございませんのでご安心ください。
また、お見積もりをご確認いただいた後のキャンセルであっても、キャンセル料や手数料は一切かかりません。
写真付きの施工事例や「お客様の声」など実績も豊富です
サイトでは、点検から工事完工までの詳しい流れを写真付きでご紹介している施工事例や、実際に工事をご依頼いただいたお客様からのアンケート(生のメッセージ)を多数公開しております。
コーキング補修の仕上がりやスタッフの対応にご不安がある方は、ぜひ参考に事前チェックしていただけますと幸いです。
▼関連ページ
「うちの外壁目地、そろそろ限界かな…」「打ち替えと増し打ち、どちらが最適なのかプロに見てほしい」とお悩みの方は、ぜひ街の外壁塗装やさんにご相談ください。
私たちは、お客様のお住まいに合わせた最適なコーキング補修や外壁塗装をご提案し、長く安心して過ごせる家づくりをサポートいたします!
関連するブログ一覧
吹田市で外壁塗装と付帯部塗装の現地調査、外壁の汚れを確認後足場を設置
吹田市で外壁点検を実施し窓まわりのシーリング劣化と配線貫通部まわりの隙間を確認した住まい
高槻市でパネル目地の既存シーリング材撤去から充填・ヘラ押さえまで丁寧に進めた補修工事
関連する施工事例一覧