街の外壁塗装やさん吹田店
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♦大量生産から長く住める住宅へ
戦後の日本は住宅不足解消の為、また、住宅建築によって経済の波及効果を生んで
産業を復興させるために、新しい住宅をどんどん建てて20年~30年で建て替える
住宅政策を推進してきました。昭和の半ばには住宅不足は解消されました。
しかし急ごしらえで建築された家は快適性や安全性に欠けていたことから
建て替えが必要なこともあり、その後もしばらくは壊しては、建てるという状況が
続いていました。
木材が建築用材として完成するまでにかかる年数は50年~60年です。
その半分の期間で住宅を捨てるのは、決して環境にいいことではありません。
平成に入り、環境問題をますます重視し始めた日本は、よい家を建て、維持管理
をしながら、その1軒を長く使い、さらに中古住宅として流通させるという循環型の
住宅市場づくりへ政策を転換しました。
昨今では、人口減少により建物を引き継ぐ人が減り、空き家の増加が問題となっています。
どんどん建物が余っている今だからこそ、せっかく建てた家の価値を下げないように
気を付けたいものです。そのためにも、次の利用価値を生むような維持管理の
有り方が問われています。
♦建てる前から維持管理の計画を
家を建てる時には夢をかなえる事に夢中になり、完成した家を目の前にして修繕計画
まで考える人は少ないのではないでしょうか。
しかし、住宅を長持ちさせるには定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。
劣化が進んでからでは、大がかりな工事が必要となり、かかる費用も大きく膨らみます。
日ごろから検査をしておけば、修理が必要になっても、簡単な工事で済む傾向があります。
家との付き合いは建てたときがゴールではなくスタートになります。
住み始めると同時にスムーズに維持管理がスタートできるように、いつ、だれが、どんな
点検を行うのか、費用も含めて建てる前から計画を立てておきましょう。
また家の終わりをどんな風に迎えるのかという(家の終活)も大切です。
たとえば、子供がいる時は大きな家がほしいと思いますが、子供が自立して
夫婦2人の生活になれば、もっとコンパクトな家に住みたいと思うかもしれません。
今の生活だけを見て家づくりをするのではなく、ライフステージに合わせて
住まい方を変えられる家を建てましょう。そして住まい方を見直すと同時に
家の維持管理のあり方も見直していきましょう。
家族全員で住む場合は積極的な維持管理が必要ですが、夫婦2人の場合だと
最低限の維持管理で十分です。また、夫婦はマンションなどに転居し、持ち家は
良い状態のまま、転売や賃貸に出す場合もあります。
その際には次の利用方法に合わせた維持管理が必要です。
生活に合わせて、住み方を変え、住み方に合わせて維持管理を
行う事が大切です。