
摂津市にある3階建て住宅の台風被害による板金の補修工事を行いました。
摂津市の3階建て外壁と屋根の塗装工事を行う現場にてシーリング打ち替え工事を行っています
↑のブログで紹介した現場の続きをご紹介します!今回は台風で被害を受けた屋根の補修作業の様子をお伝えします。
塗装の前に台風被害部分の補修工事


摂津市の3階建て住宅の現場調査~屋根の下地・カラーベスト~この記事でご紹介させていただいた、台風被害による屋根の板金を補修・交換していきます。
まずはケラバ板金の補修ですが、今回は留めているビスが強風により抜けてしまい浮いているだけなので、新しいビスで留めなおしていきます。
◆棟板金と下地となっている貫板は交換!

棟板金は強風と下地の劣化によりケラバ板金よりも大きな被害が見られました。
棟板金はもう折れてしまっているので新しいものを取り付けていきますので
残っている部分の板金と下地も全て撤去しました。

こちらの写真の右奥にあるのが撤去した棟板金と貫板です。
手前にある新しい棟板金と貫板を取り付けていきます。
こうして新しいものと撤去したものを並べると劣化や被害の度合いがとても分かります。
◆撤去が終わったら、あとは取り付けるだけ!

撤去が終わったら、まず新しい貫板を取り付けていきますが、既存の抜き板を留めていた時のビス穴などは雨漏りの原因になるのでコーキングで埋めてしまいます。
貫板を設置したら屋根にビスで貫板を留めていきます。貫板に使われる素材は防腐処理のしてある木材や、最近では木材よりも耐久性のあるプラスチック樹脂材などがメインです。

貫板の取り付けが終わったら次は新しく取り付ける板金を貫板にビス留めしていきます。
棟板金はどうしても一つの板金で取り付けることが出来ない為、何個かの板金を繋いで取り付けていきます。
この時に板金と板金のつなぎ目の部分に隙間が出来ないようにコーキングを打っておきます。そうすることで隙間を埋めて雨水の侵入を防ぎます。
◆屋根の要!棟板金の交換が終了です!

棟板金と貫板の交換が全て終了した段階での写真です。これでしばらくは安心して過ごせますね!
板金も適度なメンテナンスが必要ですが、今は板金を留めるためのビスも耐久性の高いものが販売されていたりしますので、
板金を交換する際には耐久性の高い材料を使用してみるのも、良いかもしれませんね。
次は台風で被害を受けたカラーベストの部分補修作業の様子をご紹介していきます。
同じ工事を行った施工事例
同じ地域の施工事例

家の寿命をきめるものとは ②

吹田市にて築50年程度の木造住宅

大阪市内で3階建ての現場調査
