
摂津市の3階建て外壁と屋根の塗装工事を行う現場にてシーリング打ち替え工事を行っています
今回はシーリングの打ち替えの様子を紹介していきます!
↑で紹介しました現場ですが、いよいよ着工です。今回は外壁塗装を行う前にシーリングを全て打ち替えていきます。
「打ち替え」とは既存の古いシーリングを全て撤去し、新しいシーリングを打ち込んでいくことを指します。
シーリングは外壁の割れや雨水の侵入を防ぐ大変重要な役目を担っていますので、きちんとした処理、作業が求められます。
①既存のシーリングをキレイに全て撤去していきます

まず既存の古いシーリングを全て撤去していきます。
撤去方法は、地道な作業ですがカッターなどを使い切り目を入れていき、そこからペリペリと手で剥がしていきます。文章にすると非常に簡単そうに思われますが、なかなか時間もかかる作業なので侮れません。
切り目をいれたら右の写真のように手で剥がしていきますが、キレイに取れる様子は作業しているほうも気持ちがいいですね。誰でもキレイに取れそうですが、意外とコツがあったり、切り目を入れるときに外壁を傷つけてしまわないように丁寧な作業が求められます。

シーリングの劣化が酷いと簡単に撤去できますが、
あまり劣化が進んでいないシーリングの撤去は想像以上に力もいる作業です。
②新しく打ち込むシーリングで外壁を汚さないように養生します

撤去が終わったら、新しいシーリングを打ち込む前に下準備。
周りの外壁にシーリングが付着してしまわないよう、マスキングテープで丁寧に養生していきます。
今回は紫の部分がマスキングテープで養生した部分です。
この養生作業も雑にやると外壁にシーリングがついてしまうので丁寧に行っていきます。
慣れていない人間がやると、意外ときれいに貼れないものですが、慣れた人はキレイにかつ素早く養生していきます。

③プライマーを塗ってシーリングの密着性を高めます

養生が終われば、次はいよいよシーリング打ち!
かと思いきや、その前に「プライマー」というシーリングの密着性を上げるための接着剤を塗布していきます。
写真の職人さんが手に持っている小さい缶がプライマー。
これを刷毛で塗布していきますが、このプライマー、シーリングの密着性をあげるためのものなので粘着性が強いため何度も塗りなおすことはできません。一度できれいに塗っていきます。乾いてしまうとどこまで塗ったかわからなくなってしまうので塗り残しがないように塗布していきます。

④ここまできていよいよシーリングを打ち込んでいきます!


今回使用したシーリング材はオート化学工業の「オートンイクシード」というシーリング材です。
シーリングも多種多様、ピンからキリまでありますが、この「オートンイクシード」は特殊高耐久ポリマー「LSポリマー」というものを配合し、優れた耐久性と対候性を持ったシーリング材です。
このシーリング材は一般的なシーリング材と比べて超寿命なのが最大の特徴です。
一般的なシーリング材だと10年程度ですが、このシーリング材を使用すれば最低でも15年は打ち替える必要がありません。
されに汚れ防止成分も配合しているので、シーリング材にありがちなべたつきを軽減し、シーリング材への汚れの付着も大幅に抑えてくれます。
オートンイクシードの詳細は⇩リンクでご覧になれます★
この記事には書ききれなかったですが、他にも沢山細かい作業がありますが、お家を守る大切な一部なので、どれも重要な工程です!
新築でもコーキングの施工不良トラブルはたまに耳にしますので、きちんとした作業が求められるシーリング工事です!
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