
高槻市で引き続き屋上の鉄部塗装及び防水を行っています。



高槻市は標高が高く山が近いせいもあり風が強い日が多くあります。塗装工事には風は天敵になります。
風が強いと風に乗って塗料が飛散する恐れがあり車などに被害を与える事も有るので風の強い日は中止
することにしています。風の影響を受けない他の仕事があればそちらを優先するように変更します。
今日は風もなく絶好の塗装日和になりました。天気がいいので仕事がはかどりますね。
高所でのローリングタワーの使用は風のある日には危険を伴いますので避けた方無難です。
ここはビルの7階部分になりますので慎重な判断が必要です。


搭屋外壁の塗装を行っています。こちらは高さが2.5mになりますので脚立で作業します。
外壁にヘアークラックが均一の間隔で入っています。これは幅60cmのALC板をモルタルで薄く塗ったため
継ぎ目にクラックが発生しています。0.1mm程度のヘアークラックなのでコーキング材の擦り込みで処置します。
ALC板の継ぎ目は建物の揺れや振動で動くのでいずれはまたクラックが発生すると思いますがこれは防ぎようが
有りません。躯体の構造上の問題ですから防ぎようは無いです。



ビルの屋上にはいろんな機材が設置されていますが殆どのものが鉄で覆われています。
鉄板は屋上の強い紫外線によって普通よりも劣化が進むのが早くなりますので屋上に設置する機材の表面は
紫外線に強い別の素材で検討した方がいいと思いますがどうでしょう、コストの関係もあると思いますが・・・
我々塗装業者にしてみれば仕事が減るのは歓迎できませんがビルのオーナーにとっては経費削減に繋がる
ので喜ばれるでしょうね。屋上は防水や塗装の対象物の劣化は速まる事を頭に入れておく必要が有ります。



このビルには西面に小さなベランダが5か所あります。ウレタン防水の密着工法で施工する予定になっています。
まずは施工前の清掃とケレンをしています。排水用のドレンの周りも綺麗に清掃して施工に取り掛かります。
ベランダからの雨漏りの原因で一番多いのはドレン廻りからです。ドレンの内部で経年劣化し穴が開いている
場合が多々あります。見えない場所なので分かりにくいのでなかなか原因がつかめないまま放置されている事
が有ります。私たち業者はそういう場合散水検査をしながら原因をつかんでいきます。
現在雨漏りをしていなくても20年以上経過している場合は防水工事の時には改修ドレンを新たに入れた方が
長期的に見るとそんなに高くない費用で出来ますのでお勧めします。
同じ工事を行った施工事例
同じ地域の施工事例

家の寿命をきめるものとは ②

吹田市にて築50年程度の木造住宅

大阪市内で3階建ての現場調査
