鉄骨柱腐食のお問い合わせ

此方のベランダの鉄柱下部分が腐食しているとの事です。

鉄骨部分でよく錆が発生しやすいのは、
・非常階段
・階段の手すり
・柱とのつなぎ目
・柵
・鉄の扉

主にこうした部分が錆びやすい部分になります。鉄骨が錆びてくると赤錆びから表面が茶褐色になります。色が変色してきて、少しずつ鉄がもろくなると、今度は鉄骨に穴が開きます。【現状がこの状態ですね。】錆穴と呼ばれる部分は「腐食」です。こういった鉄骨は腐ってしまっている状態ですので、強度も下がり折れてしまったり倒れてしまったりしてしまうことがあるので、大変危険です。

鉄柱下部分の腐食

よく見てみると下の部分が腐食してしまっているのが確認できます。こちらはベランダの鉄柱になります。

◆錆を補修するためにできることは・・・
鉄骨の錆びている状態で補修工事の内容は変わってきます。建物への被害が少なく少し錆びているという状態であれば、錆に効果的な塗料を塗装することで補修工事は完了します。
しかし、茶褐色になり錆穴がある状態になった鉄骨に対しては、腐食した部分を可能な限り取り除きます。そして新しい鉄骨を溶接でつなぎ合わせます。この溶接が補修工事になります。

鉄骨が錆びない対策とは

錆を少しでも防ぐことができるように事前に錆びない対策をすることをオススメいたします！しかし錆はどんなに対策をとっても完璧に発生を防ぐことはできません。

酸で錆の発生を防ぐ

リン酸で鉄骨を洗うと被膜ができて錆を防ぐことができると言われています。

錆を防ぐ塗料で塗装

先ほど伝えたように、錆はどんなに対策をしてもできてしまいます。
ですので、錆が発生しないように防ぐ塗料で塗装をします。そうすることで雨にぬれても放置している建物よりは、錆の発生は防ぐことができます。さらに酸素と水分を遮断するような塗料もあります。錆びる前や錆を発見した時、初期段階で塗装をすることで被害を最小限に抑えることができます。

補修のご提案として

弊社からのご提案としては、鉄柱を部分的に切断して、新しい鉄柱を溶接します。工事中に屋根が落ちてこないように支えが必要になります。溶接の作業は１日で完了します。工場で錆止め塗装を済ませているのでその次は、２度塗り塗装をして仕上げます。

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