
大阪市旭区にて4階建てマンションを現場調査に伺いました。


大阪市旭区にて4階建てマンションを現場調査に伺いました。 このマンションは前面がタイル貼りになっており、外壁はALC板になり、屋根は陸屋根になります。オーナー様がエアコンの室外機と給湯器を新しい物に交換されたいみたいで、写真の通り外壁に設置されているタイプなので足場がないと設置に困難するため、外壁工事の際に交換できるため一石二鳥になりますね。
タイルのひび割れや剥がれ


地震の影響でタイルがひび割れ、剥がれ、浮きが見られました。 特に1階部分のタイルに大きな影響があった様に感じられ、3~4階部分は目視では確認できない為、足場を組んでからでないとわからない状態です。 タイルの浮きを判別するために打振棒という道具用います。浮いている部分は浮いていない部分に比べてタイルを撫でると高い音が鳴ります。 その為全てのタイルを検査してからタイルの補修を行います。 ですが既存のタイルと全く同じタイルはない為、似たようなタイル使用することになります。
クラック、シーリングの劣化


内部の共用部分である階段周りの壁にも多数の大きなクラックが見受けられました。 外壁同様に内部も上の方は被害が少ないように感じられました。外壁のALC板ではシーリングの劣化やチョーキング現象(防水効果かが失われている状態)が見受けられました。塗り替えから7~8年ということですが、日陰に比べてどうしても日当たりの良い場所の方が劣化が早いですね。このまま放置しては建物自体が老朽化しやすい状態になりますので定期的(10年程度)に塗り替えることをおすすめします。
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