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外壁をピンクにしたい！ピンク系で塗装するときの注意点とポイント

せっかく塗り替えるなら外壁はピンクに！

今回は前回のブログでご紹介した
「大阪市淀川区で築６年木造住宅の外壁塗装と屋根遮熱塗装が着工」の現場で
実際に塗装する前に決める必要がある「外壁の色」にの決め方やポイントについてご紹介していきます。

●外壁の色選びに悩んだら！弊社施工の色別施工事例をご紹介します
↑こちらのコラムも参考にご覧ください♪

こちら施工前の現場の写真です。モルタル外壁に一部はタイルで仕上げられており、
色はメインカラーは黄みが少し入った感じのアイボリー、
アクセントカラーとして部分的に少し濃い目の茶色で仕上げられており、
バルコニーの腰壁についているフェンスや土間のタイルとの相性も良いいですね。

お施主様としては
「今の色も気に入っているが、少し飽きてきたこともあり
もう少し明るい感じにしたいからピンク系にしたいんだ」とお話しがありました。

外壁をピンクにしたい時の注意点

こちら私が以前担当させていただいた外壁塗装後の写真です。
この現場は日塗工番号で色を発注しました。１階は09-60D、２階は09-80D番です。

日塗工の色見本帳でピンク系統というとこのあたりの色になりますが、
私が担当させていただいたお客様で外壁の色をピンクっぽくしたいといわれた場合は
必ずカラーシミュレーションと見本板（写真１枚目）の発注はセットで行わせていただきます。

白やベージュ系とは違い色味の強い色は実際に壁に塗ってみると思っていたよりも
全然濃く見えたり、派手に見えることが多く、理想の色より何トーンか薄い色を選ぶのが良いとされています。

見本板とは使用する塗料やパターン(模様）をメーカーに伝えて実際にその通りに
塗ったA４サイズの板で発注してから届くまで数日から１～２週間かかる場合もあります。

そのため私は事前に外壁の塗り替え後のイメージは早い段階でお伺いしておいて
(現状と似た色にするかがらりとイメージを変えたいかなど）もしがらりと雰囲気を変えたい場合は
色決めの打ち合わせを余裕をもって行えるように工事の段取りを組むようにしています。

カラーシミュレーションの活用も重要です

↑お施主様の希望の色で作成したシミュレーション画像

↑お施主様の希望を取り入れつつ私が提案した色で作成したシミュレーション画像

こちらの２枚は日塗工色見本帳からいくつか希望の色を聞いた後、
実際の家の写真を取り込んで行うカラーシミュレーションの画像です。

１枚目がお施主様がこれにしたいとおっしゃられた色で作成したもので
２枚目が私がお施主様の希望を取り入れつつおすすめした色で作成したものです。

１枚目のメインカラーは09-90D、アクセントカラーに07-70Fを選んでいます。
シミュレーション画像はあくまでも目安ではありますが、なかなかピンクの主張が強かったので
実際に塗装するともっと派手になると考え、アクセントカラーは変えずメインカラーをもう少し
色味を抑えた色でご提案させていただきました。実際に見本板も発注させていただきました。

お施主様ご本人は１枚目の色がかなり気に入られていましたが、
ご家族の方々に反対されたこともあり、私がご提案させていただいた方の色に決まりました。

外壁の色をピンクにしたいと考えている方は必ずカラーシミュレーションを活用して
見本板を発注してもらい、その見本板を実際に壁に合わせて見てみることがとても大切です。

さらにはピンクやオレンジ系で塗装した場合
夕日でより一層色が濃く見えることが多いです。
そのため見本板を外壁に合わせるときは少なくとも
朝と夕方(夕日が綺麗な時間帯）２回に分けましょう。

できれば様々な条件下で見本板を壁に合わせて見てもらいたいと、私は皆様にお伝えしています。
一度塗ったらそう簡単には色を変えられないので
慎重にじっくり考えて打ち合わせを重ねて色を決めたいですね。