
豊中の現場にて、左官工事が完了しました。足場があるので屋根も点検させていただきました。

本日、豊中市で外壁防水塗装工事を行っている現場へ伺いました。
今日は外壁損傷部の左官補修工事になります。
外壁防水塗装工事は一般的に、外壁高圧洗浄→クラック(亀裂、ひび割れ)処理→下塗り→中塗り→上塗りの工程になります。
ですがこちらの現場は、外壁の浮きや剥がれた部分が多かったので、左官工事としましてモルタルで補修を行いました。
はじめが肝心。


こちらが左官工事が終わった写真になります。
外壁が浮いている部分はそこだけ落としてしまってモルタルで補修します。
なんでもはじめが肝心ということもあって、この左官工事の仕上がり次第で塗膜ののり具合がかわってきます。
この後に下塗り→中塗り→上塗りと塗料を塗っていきます。
セキスイ瓦Uとは。

足場も組みあがりましたので、屋根の点検も行ってきました。
こちらの屋根材は「セキスイ瓦U」と言います。
セキスイ瓦Uとは、積水化学工業が生産、販売した波型スレート屋根材になります。
ですので、瓦ではありません!
あくまでスレート屋根材です。
セメント質で薄い材料になりますし、波型になってますので、割れやすい材料になります。
葺き替えがお勧めです。

表面の塗膜が剥がれ、割れている箇所がいくつもありました。
割れた破片が下に落ちて住まわれている方に当たってしまう場合も十分にあり得ますので、危険な状態になります。
また、雨漏りもがしていないか心配になります。
現在はしていないそうなのですが、時間の問題だと思われます。
天井などに雨漏りをしてしまうとシミができてしまい、クロスの貼り替え等、余分な費用がかさばりますので、シミができてしまう前に早めの処置をお勧めいたします。
現在、セキスイ瓦Uの販売は終了しておりますので、カラーベスト等への葺き替えになります。
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