
前回に引き続き吹田市の6階建て分譲マンションの現場調査を行っています。

前回の記事に引き続き吹田市にあります6階建ての分譲マンションの大規模改修工事の現場調査の内容をご紹介していきます。前回は防水面などの記事のご紹介でしたので今回は外壁や鉄部などを重点的に見ていきます。


外壁を方角別に確認していっています。こちらの写真は西面の写真になりますが、屋上のパラペット部分(写真の赤色部分)が膨れているのがわかります。考えられるのが屋上の防水層からの雨漏れ、もしくは外壁のクラックなどからの雨漏れの可能性が考えられます。どちらにしろ足場を掛けないことにはあの場所は確認することはできませんので詳しいことはわかりませんが雨漏れしているということだけはわかりますね。こういった塗膜の膨れが他の箇所でも確認できましたのでしっかりとした外壁下地の補修なども必要ですね。


東面の外壁を確認してみますとこちらはベランダの軒下のモルタルが欠損したりひび割れしたりなどの不具合が起こっています。原因としてはベランダの防水面にクラックなどの不具合が生じていると思われますのでこの部分は後日に改めて確認に行きたいと思います。しかしこのまま放っておくと天井が抜け落ちそうな感じでもあり危険な状態なのが分かりますね。

外壁以外にも鉄部などの付帯箇所を確認しないといけません。階段の手摺も錆が発生していますので塗装しないといけません。地道に手摺のm数などを計測していきます。


ベランダ部分の手摺です。こちらの手摺も前回に塗装した塗膜が剥がれてしまい錆が発生していますね。

最後に外周のブロック塀の確認を行いましたら全ての現場調査が完了しました。
ここまでの現場調査にかかった時間は朝の10時から夕方の4時までかかりましたので昼休憩を抜きますと5時間ほどかかってしまいました。マンションなどの大規模改修工事の現場調査では見落としがないように調査を行わなければならないのでだいたいこれくらいの時間がかかりますね。更に建築図面などの書類もなかったので実測しながらの現場調査でしたので更に時間がかかってしまいました。お付き合いしてくださいましたお客様のご協力にも感謝しています。あとは見積書を作りお客様と緻密な打ち合わせを行いながら先に進めていきます。
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