街の外壁塗装やさん吹田店
〒564-0043
大阪府吹田市南吹田5-2-5
TEL:0120-920-841
FAX:06-6310-7758
お電話でのお問い合わせ
phone0120-920-841
[電話受付時間] 9時~19時まで受付中
電話でのご相談 [9時~19時まで受付中]
♦塗料で本当に省エネは出来るのか?
近年はある機能に特化した塗料が多く出回っています。環境など配慮した水性塗料や作業性などを改善した塗料なども多く出ています。
しかし、今注目されるのは塗装本来の枠を超えた「機能性塗料」と言えるものです。その中でも代表的なものをご紹介します。
1、遮熱塗料
太陽光を反射して内側に熱を少量しか伝えない機能を持った塗料。「高日射反射率塗料」とも言われています。
屋根や外壁に塗ると夏場かなりの効果が期待できるが、冬場はあまり期待できない。だから外断熱の外壁には効果を発揮する。
ここへ来て、コストも低くなってきているので、外装の塗り替え時には検討の余地はあります。各メーカーのデータなどを参考に塗料の選定をすることが大事です。
2、断熱塗料
断熱という言葉、熱を断つという言葉からいえば、遮熱という言葉の定義との違いもあいまいではあるが、建築では、断熱といえば、壁などを伝わる熱を実際に外からも内からも抑える効果があるものと考えられます。
この意味からいうと、多くの断熱塗料という言葉には違和感もあります。使う場所を間違えると、役に立たないこともある。適材適所に使い分ける必要がある。
一般的には、塗料内に断熱効果がある中空素材(中空バルーン等)入れて断熱を図るものが多い。遮熱、断熱、どちらも屋根、外壁面の夏場の効果を基本に考えられているので、どちらも同じ意味と捉えられている。
各メーカーも遮熱、断熱塗料の品質向上に力を入れている状況にあるので、これからの地球温暖化に向かって性能アップが期待されている。
3、耐火塗料
塗膜は下塗り〔錆止め)、主材(発砲耐火層)、上塗り、で構成されている。火災時には250~300℃で主材が発砲し、数十倍の発砲断熱層を形成する。
2時間耐火、1時間耐火、30分耐火などの認定がある。鉄骨の厚さや部位によって塗料の厚さも変わるので確認の必要があります。
その他、初期工程では火器などに注意する事や工程管理が大切になり、作業も熟練の技術が必要です。工期が意外とかかるのでコストを十分考慮する必要がある。
施工精度がの止められる材料なので、「耐火塗料塗装施工技術協会」という団体も設立されている。
4、光触媒塗料
塗料の白の原料である酸化チタンが紫外線にあたると活性酸素を生成することを生かした塗料です。
発生する活性酸素により有機化合物を分解し水と炭酸ガスに替える事を光触媒効果といい、この作用を塗料に取り入れたのが光触媒塗料です。
外壁に塗装した場合、紫外線によって塗膜表面の汚れを分解し、塗膜に流れる雨で汚れを洗い流す。TOTOの「ハイドロテクト技術」がもとになっている。
5、抗菌塗料
抗菌といっても、多種多様なものがあり、判断がしにくい。実際に抗菌製品がその抗菌特性、安全性の基準が明確でない状況で販売された経緯が有ります。
消費者保護のため日本塗料工業会では「製品と安全-抗菌塗料製品管理の為のガイドライン」などを出している。
大きな分類としては、院内感染などに対応した(MRSAや大腸菌などの繁殖を抑える)ものと、一般塗料で抗菌防カビ効果のあるものとは区別すべきです。
6、落書き防止用塗料
都市部では壁や看板やシャッターなどの建築物などに多くの落書きが見られます。商店街などは寂れた感じがして、大きな痛手となる。
一部落書きが残っていると、それをきっかけに落書きは増殖するので、すぐに消すという事が基本になります。
壁面に塗布することにより、ラッカ―スプレーなどの落書きが付きにくいものや、落書きを簡単に除去できると同時に機能が長持ちする塗料が出ています。
表面張力が低いシリコン系の塗膜が落書きをはじくか、簡単に塗膜を剥がせるという特徴があります。またラッカースプレーのような強い溶剤を含む落書きに対しても塗膜が侵されないということも必要です。
シリコン樹脂系は、緻密で耐溶剤性が高く、本機能に有利な条件が整っています。メーカーによって違いがあるので比較して利用しましょう。