外壁塗装業者の選び方 №2(書面での確認)
③自社施工かどうかの確認
下請けという言葉は世間一般にはイメージの悪い言葉かも知れませんが
仕事をしている職人自体は高い目的意識を持って仕事をこなしている方も
沢山いる事も事実です。建築業界全体の構造がそうなっているだけの事
です。良し悪しは色々あると思いますが最終的に施工する職人が適切な
施工単価で仕事ができれば、問題はないのですが
現実はそうなっていないのが問題です。
職人も生活がかかっていますので、どうしても単価に合わせた仕事に
なってしまいます。自社の職人施工の場合は、そういった心配はありませんが、
もともと多くの中間マージンを取って下請けに法外に安い金額で工事をさせる
元請けの姿勢が問題であって、一元請け会社の問題です。
業界全体が法外な金額で工事をお願いしている訳でもありませんが自社職人の
施工の方が横の連絡も早くつきます。そして、ある程度の融通もしてもらえます。
下請けの場合だと、お客様から職人にストレートに話しを持っていく訳には
いきませんので横の連絡がスムーズにいかない事があります。仕事の工程上、
急ぐ場合は困ってしまいます。そういう事を避けるためにも自社職人のほうが
安心して任せられます。
④見積書は適正な価格か、わかりやすいか
塗装工事を業者にお願いするときには見積書の提示があると思いますが、
きちんと適正な価格かどうか確認が必要です。見積書の金額が適正かどうか
判断するのは素人ではなかなか難しいことです。その場合、他社へも相見積
等をすることで相場がわかります。
しかし、適正な見積りかどうか判断するには詳細は明細書が必要です。
例えば「上塗りシリコン塗装」と書かれている場合でも、メーカー名、
塗料名がわからないので判断がつきません。 一概に「シリコン塗料」と
いってもピンキリですし、建物の形状が複雑な場合や付帯部分の
塗装範囲によっても金額が変わってきます。そして、一番の問題点は
建物の立地状況です。隣との間隔があまりない場合も費用が割高に
なりますので、適切な工事をしてくれるのか確認が必要です。
見積書も業者によっては専門用語をやたら使用し、わかりにくいものや
一式工事が多いなど、具体性に欠ける見積書は選択肢から除外しましょう。
参考サイト:外壁塗装駆け込み寺