街の外壁塗装やさん吹田店
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1~2mm程度の塩ビや加硫ゴムのシートを現場でつないで施工する防水工法です。品質管理された工場製造のシートと現場での接着部分が明確なため管理維持はしやす材料です。
コスト面でも比較的安価に設定されており、ビルの屋上防水や水槽、プール急勾配の屋根の補修など、様々な施工場所に使用できます。
塩ビ系は特に防水材自体がデザイン性のある仕上げになり、結果的にリーズナブルな防水工法です。施工しやすい、維持管理がしやすい、工期が早いなどの利点があります。
露出系で、軽歩行程度なら塩ビシートは安心して使える材料といえます。「建築防水の耐久性向上技術」ではアスファルト防水と同じ13年になっています。
露出単層仕様が多く、太陽光に曝されるので、シート自体の対応が選択のポイントになる。最近では加硫ゴムと塩化ビニルが主流になっています。
♦下地の状況と廻りの付帯物などを考慮し工法を決めよう。
塩ビシート防水は2種類の工法が有ります。1つは接着剤で固定する密着工法です。特徴は軽歩行が可能、大がかりな施工器具が不要などが挙げられる。
工期の短い鉄骨造や木造戸建て住宅、小面積の屋上、バルコニーなどで多く採用されている。
もう1つは、機械的固定工法です。塩ビシートを塩ビ鋼板製のプレートとディスク溶着し、アンカーで躯体に固定する工法です。
特徴は、塩ビ鋼板とビスで固定されるので、改修工事での下地の補修費が軽減でき、外断熱が可能です。
躯体にビスを打ち込む際に振動と騒音があり、躯体に強度が必要になります。歩行にはあまり向かないという点もありますが、歩行用のシートも別途用意されています。改修工事に適した工法です。
シート防水は、一般的に露出で使われることが多く、屋外の気候などの影響を受けやすい。場所によっては、大きく変質、変形することもあるので注意が必要です。
経年劣化で下地自体の劣化が激しい場合は、下地に直接接着しない、機械的固定工法の方が確実性が有ります。
塩ビシート防水は省資源型で環境に配慮した塩化ビニル樹脂を主原料で製造時から搬入時、施工時に至るまでCO2の発生量がほかの防水工法と比較しても少ないと言われています。
また塩ビはリサイクル率も高いので、環境に配慮した防水材と言えます。
♦劣化のチエックポイント
露出型の防水は劣化のチエックがしやすいが、シート防水は特に防水部分が1枚のシートとつなぎ目で出来ているので劣化の判断がしやすい。ここにチエックするポイントを挙げてみます。
1、前回防水改修をしてから10年以上経過している。
2、現在雨漏りがしている。
3、防水層が破断している。
4、防水シートの重なり部分が剥がれている。
5、シートのコーナーにしわが寄っている、極端に縮んいる。
6、シートの一部分に穴が開いている。
7、外周の笠木部分にヒビ割れがある。
8、端末金物の上部のシーリングが劣化、破断している。
9、ドレン廻りの防水層が剥がれている。
上記のような症状がある場合は早急に対策を検討されることをお勧めします。