街の外壁塗装やさん吹田店
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外構工事でよく使われるコンクリートブロックであるが、建物の外観を決める重要な意匠ポイントでもあります。毎年様々な新商品が出されており、外構専門の設計会社もあり、住む人にとっても大切に思われている部位でもある。
外構の選び方によっては、建物自体の価値を上げる事も、下げる事も有り得るので、建物と同じ位設計には気を使ってほしい部位です。
また、敷地の境界線を示したり、段差を解消する土留めの役割など、建物を維持するうえで重要な役目を担う場合も多い。
建物の一部として、ただ既製品を並べるだけではなく、新しい素材や昔からあるものや住宅用ではないものも積極的に取り入れる事で、コストを掛けずに個性を生み出すことが可能になります。
形状により、空洞化ブロック、化粧ブロック、型枠ブロックの3種類がある。表面を加工した化粧ブロックには様々なデザインがあり、コーナー部材や笠木部材も用意されている。
型枠コンクリートブロックは国土交通大臣認定を取っているので構造計算が可能で、土留めの役割をもつ擁壁などに使用できるものもある。その分基礎は大きくなる。
ブロックは長持ちする。厚み15cmを使用すると30年は持つと言われています。素材の持つイメージから持ち主の管理も怠りがちになるが、重量、高さが有る分倒壊すると危険です。
また、敷地境界線として後々重要な役割を担う事にもなり得ます。隣家に倒れたり、地震時に歩行者が怪我をしないように十分に配慮する必要があります。
施工者任せにしないように所有者も積極的に計画に参加し安全の確保に努める必要があります。
コンクリートブロックを使った塀の高さや構造は建築基準法で規定されている。モルタルで目地を詰めながら施工するため重量で目地がつぶれないように1日に積み上げられる高さは8段までになっている。
基礎にはD10以上の鉄筋を使用し、縦、横それぞれの配筋間隔にも注意が必要です。
用途(耐荷重)によって商品自体の重さに差が有り、重量ブロック、半重量ブロック、軽量ブロックに分かれる。
その他風通しと装飾を目的とした透かしブロックや建築物の構造体として使える耐火ブロックがある。
♦コンクリートブロックのよくある問題現象
白華現象
水に溶けたセメントのアルカリ成分が、空気中の炭酸ガスと結合し表面に白くあらわれる現象。性能的には問題がないが、見栄えが悪くなる。少しの場合はブラシで洗浄する。多くなると酸で洗う。鉄筋に悪影響を与えるので注意が必要です。
中性化
長い時間をかけて空気中の炭酸ガスや酸性雨によってアルカリ成分が分解する事で全体が中性化して、中の鉄筋がさびやすくなる。耐久性に問題がある。
凍害
施工中に起きる「初期凍害」よりも後々内部に少量の水が入る事を繰り返し、凍ったり溶けたりして起きる凍害が深刻化しやすい。
撥水剤を塗布するなど表面でカバーする方法もあるが、いったん入ると問題が表面化しづらいため鉄筋が錆びて倒壊に繋がり危険がある。
ひび割れなどがないか日ごろから、目視などの点検を行う事が耐久性を上げる事に繋がります。