街の外壁塗装やさん吹田店
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基礎は住宅と土地をつなぐ、重要な部分です。不同沈下、など重大な不具合が発生する場合は、必ず基礎にも変化が生じます。
基礎のコンクリートにヒビが入っていないかをチエックします。ヒビの幅と深さを記録し、経年変化を調べます。ヒビが大きくなるようでしたら、何らかの対策が必要です。
1年に1回は、目視で外から基礎部分をチエックします。5年に1度は、床下にもぐり、内側から状態をチエックする必要があります。
基礎コンクリートのヒビ割れの原因は、主として、不同沈下による構造的なヒビ割れと、乾燥収縮によるヒビ割れが考えられます。
不同沈下などの構造的なヒビ割れに付いては、めったに発生しませんが、その場合はこれ以上沈下させない事が重要です。
改修方法としては、薬液注入工法やアンダーピンニング工法と言われる方法で、建物下部の地盤を固めて、現状以上の沈下の進行を防ぐことが可能です。
そして、通常のヒビ割れのほとんどが、乾燥収縮によるヒビ割れです。コンクリートの様な、水を使う湿式工法である以上、必ず乾燥収縮を伴い、ひび割れの可能性が高くなります。
乾燥収縮によるヒビ割れは、通常に発生する現象で、特殊な現象では有りませんので、心配はいりません。コンクリートの乾燥収縮が落ち着くには、数年かかるといわれていますので、水分が抜けきるには時間が必要です。
十分に乾燥したころを見計らってから、専門家の意見を聞きながら補修方法を検討しましょう。
外部から基礎の高低差の通り(水平かどうか)を見る事は難しく、実際は土台水切りの高さを見る事が通常です。外壁仕上げがサイデイングの場合には、必ず最下部に土台水切りが来ます。
外壁の仕上げが左官工事の場合には、土台水切りがない場合が多く、基礎と外壁の仕上げの取り合いで見ます。地面近くで水平を目視しやすいところは、他にありません。
確実に計測する場合はレベルという機械で計測する方法が有ります。計測の結果、異状がある場合は不同沈下の可能性があるので、対策を考える必要があります。
水平と垂直の基準は、品確法により、3/1000以内では、瑕疵の可能性があり、6/1000で瑕疵の可能性が高いとされています。これらの数値は、裁判所での判断です。
通常の現場施工では1/1000以内を許容範囲としています。誤差がゼロである事はありません。建物には、材料誤差と施工誤差、さらに乾燥収縮、温度差による収縮、強風、地震の影響、車両交通のよる揺れなどがあり、建物は常に動いています。
基礎に異常が出ると、建物に不具合が出ますので、基本的に入居者が一番早く気が付きます。建具の開閉不良や、フロアにビー玉がころがるなどです。ひどくなると生活に違和感を覚えるようになります。
このような異常事態になる前に対処する必要があるので少しでも違和感がある場合は専門家の診断を早期に受ける事が重要です。