街の外壁塗装やさん吹田店
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住宅には配管工事が必要です。ガス配管、給水、給湯配管、エアコン配管、電気配線
など様々な配管や配線工事が必要になってきます。
時には壁を貫通しなければならない事態も発生しますが、処理の仕方次第では雨漏りに
繋がる場合もあるので注意が必要です。
貫通配管部からの雨漏りは場所を特定しにくいという特徴があります。
雨漏りがするのが年間を通して1~2回というケースが多く雨が降るたびに
雨漏りがすることはないのです。
雨の量、降雨時間、風の向き、強さなどいろんな要素が加わり発生します。
雨のたび雨漏りがする場合は原因をつかみやすい場合が多いです。
雨漏りの原因箇所の特定をする場合は主に散水調査が基本になります。
年に1~2回の雨漏りの場合は散水調査にも時間が掛かります。
基本的には雨水の出口の上当たりが一番可能性として高いとされていますが
一概には言えず相当離れた部位から伝ってくることもあり、場所の特定には
時間が掛かる場合も多々あります。
極力、壁の貫通箇所を減らす努力が必要ですが、エアコン配管などは避ける事は
出来ません。エアコン配管のスリーブ穴からの雨漏りも多く、最近は配線がむき出し
ではなく配線カバーを取り付けている場合が多くなり内部の確認がしにくいので
原因の発見が遅れる場合があるのも事実です。調査する場合はエアコン配線カバー
をはずして確認することが大事です。少しの手間を惜しまず調査することです。
♦配管貫通部からの雨漏り対策
壁の貫通部をできるだけ減らすことが第一に考えられますが、それも限界が
あります。一般的には貫通部の防水はシーリングで行っています。
その際、注意すべき点があります。それは、給水管や給湯管などの周りを覆った
保温材や断熱材の存在です。給水管や配管を覆った保温材、断熱材は言うまでも
なく水分を含む素材ですので、断熱材ごとテープ巻になっている配管の貫通部廻りを
そのまま、シーリング防水処理しても、テープの隙間や破れから浸入した雨水は断熱材
に含浸し、貫通部を通り抜け、室内側に浸入することになります。
貫通部の処理は、まず断熱材などを剥がして、給水管や配管をむき出しにして
から、躯体と配管の隙間をしっかりとシーリングで埋める事が重要です。
そして貫通部の穴開けの際には、勾配を取る事も忘れずに施工する事です。
内部を高く外部を低くなるように穴をあけます。なるべく内部に水が浸入しにくい
状況を作る事です。逆の場合は配管や配線を伝って水が内部に浸入しやすく
なります。壁にビスや釘を打つ場合でも斜めに打つことが基本です。