街の外壁塗装やさん吹田店
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ガン吹付け塗装、吹付け塗装などと呼ばれ、小規模建築に多用されてきたが、最近は施工例が減ってきている現状です。現在はローラー塗装が主流になっています。
吹付け+ローラー押さえで様々な模様を作る事ができて、色も自由に選定できるのが魅力である。
複雑な形状に対しても自由自在に仕上げられる大変優れており、価格も安く施工できる。
意匠性から見ると平凡になりがちですが、他の仕上げ材と組み合わせる事で可能性が広がります。
最近は意匠性の高い材料も出てきており、個性的な建築物での採用も多く見られ、吹付け塗装の復活があるかもしれません。
吹付け塗装材の構成は3段階に分かれる。
1、下塗り材:素地への吸い込みを均一にするなど素地調整と主材の密着性をよくする役目がある。
脆弱化した素地を強化しするために溶剤の下塗り材を使う場合もある。
2、主剤:主に模様を表現する。骨材、着色材、充填材、結合材からなる。
3、仕上げ材:艶出し、着色、主剤の耐候性や非汚染性の向上を目的としています。
最近は多種多様の仕上げ材が有りますが、溶剤と水性の使用率は水性の方が多くなっている。
仕上げ材の施工は2回塗りが基本となっています。ローラー塗りと比べると吹付け塗装は近隣への配慮が必要です。
JIS A 6909 に統一された吹付け材の種類
吹付け材の種類は概ね3種類に分かれる。
1、セメント砂状吹き付け材
セメントリシン、防水リシンなどとも呼ばれる。白色セメント、セメント、ドロマイドプラスター、消石灰を主原料とし、骨材は2.5mm径のふるいを通す粒状のもの、寒水石、珪砂、砂、軽量骨材などを使用する。
吹付量は2KG/㎡を標準とします。主成分が無機質なので耐久性も高く、コストが安い。コンクリート、モルタル、ALC、コンクリートブロックの上に使用できる。
2、合成樹脂エマルション砂壁状吹付け材
合成樹脂エマルションと骨材、混和材からなる。セメントより高くなるがエフロの発生がほとんどない。
3、複層模様吹き付け材
ゆず肌模様、月面模様などの凸凹模様をつくる吹付け材で、主材、仕上げ材の複層の塗膜層からなるものをいう。一般的に吹付タイルと呼ばれています。
吹付け塗装の仕上げには各種の模様を作る事が出来ます。
吹付けリシン仕上げ:一般的によく使われる模様で和風建築に使用される場合が多い。砂状になった模様。
ボンタイル吹きっぱなし仕上げ:主材を玉状に吹き付けたままの仕上がり。
ボンタイルヘッドカット仕上げ:主剤を玉状に吹付けてローラーで押さえ、形を整える。
スタッコ柄仕上げ:セメント系の玉材を吹付けローラーで押さえ、形を整える。
自然石調吹付け仕上げ:色つき骨材と混和材を混合し吹き付ける、意匠性の高い吹付け材です。目地仕様仕上げもありコストは高くなる。
様々な模様を作る事ができ、色も自由に選定できて、複雑な形状にも自在に仕上げられるという長所も有りますが、全てを塗り込んでしまう事で特色のない建築物になる恐れがあるので注意が必要です。