街の外壁塗装やさん吹田店
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♦エアコン配管スリーブ穴からの雨漏りに注意
エアコンは新築工事の時には取り付けず、建築主が別途直接手配して、設置工事をする場合が多いです。
エアコン設置にはコンセントが必要ですから、新築時にエアコンの位置は想定されていますが、電気配線関係やエアコ
ン取り付け用の下地のみ段取りします。
スリーブ穴は、エアコンメーカーと機種によりまちまちで、位置の特定が難しく、エアコン業者にお任せです。
設置の際に後から穴をあけることになります。
外壁も内壁も仕上がった後からスリーブ穴をあけるということは下地の位置も分からず、適当に穴をあけて、桟を切断する
こともあり、構造的に問題が有る場合があります。職人によってバラツキがでてきます。
なかには、配管の勾配が内側下がりになって、雨水が自然に中に入ってくるように施工される場合もあります。
いずれにしても後から穴をあけるという事は、防水テープなどで、正常な防水工事が出来ないので雨漏りのリスクは残りま
す。エアコン取り付け業者は防水の専門家ではないため、防水はシーリングに頼っていますが、不安は残ります。
エアコン配管工事では外壁に化粧カバーを取り付ける場合が多いと思います。劣化状況は目立たなくなりますが
スリーブ穴からの雨漏りリスクはありますので注意が必要です。この部分は万が一雨漏り
しても、点検、補修は容易にできるので、大きな問題にはなりません。
♦エアコン配管からの雨漏り対策
雨仕舞いという観点からみると、あとからスリーブ配管を開ける事で、防水が完全にできずに、シーリングかパテに頼る事になります。しばらくは問題ないとしても、長期的に見ると雨漏りの可能性が残ります。
シーリングやパテはある程度の年数で劣化が始まります。住宅の修繕やメンテナンス時期にはエアコンの化粧カバーをはずして劣化状況を把握する必要があります。劣化が進んでいる場合はこの機会に打ち替えをしておきましょう。
エアコン配管スリーブ穴の防水は10年毎のメンテナンスを心掛けて下さい。
万が一雨漏りがすると結露やシロアリといった最悪の連鎖になる可能性も
ありますので、管理を十分する必要があります。
新築時にエアコン設置を含み、壁内に配管する場合もあります。
外部に配管が見えないので、収まりは綺麗ですが、先ざきの事を考えると
必ずしも良いとは言えません。設備機器の方が建築物よりも寿命が短いので
設備機器の取り替え時には、壁を壊すか、捨て配管として、新たに露出配管
を行う事になります。長期的に見ると壁内配管は避けた方が無難です。