街の外壁塗装やさん吹田店
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バルコニーは常に風雨や紫外線に曝されている場合が多いので、いつも注意深く見守る事が大事です。不具合が生じると雨漏りに繋がる場合が多いので注意が必要です。自分で出来るバルコニーの診断と対処法をご紹介します。
1、排水ドレンの詰まり
バルコニーには排水の為のドレンが必ず付いています。埃や泥が詰まって雨水などの流れが悪くなると、大雨の際にバルコニー全体がプール状態になり、室内に雨水が浸入し、大変なことになる場合があります。
あまり使っていないバルコニーは注意が散漫になり、見落とすことが有るので年に何回かはドレンの詰まりがないか、確認しておく必要があります。清掃を兼ねて水を撒いてドレンの水の流れを見ておく必要があります。
水を撒いて清掃の際には水のたまる場所が無いかの確認もしておくことです。バルコニーに水が溜まる場合は勾配がうまく取れていない場合もあるので、水平器などで測ってみる必要があります。水が溜まる箇所があると防水層にも悪影響を与えます。
ドレンのカバーが簡単に外れる場合はカバーを外し内部まで点検し清掃をして下さい。出来れば内部の排水管まで割れや腐蝕が無いかの確認も必要です。
2、バルコニー防水層のヒビ割れ
バルコニーの床は経年劣化や振動その他、地震などの外的要因でひび割れが発生することがあります。ベランダの下が部屋の場合、室内に漏水の恐れがあるので放置するのは危険です。
内部に漏水し天井にシミなどが出来ると、内装工事も必要になる場合もあるので気が付いたら早急に対処しましょう。
対処法としてはホームセンターなどで、コーキング、水性防水材を用意し、まずはベランダ全体をきれいに清掃し、ヒビ割れ部分にコーキングを打ちます。ヘラなどでならします。
コーキングが乾燥したら、水性防水材を1度全体に刷毛やローラーで塗ります。乾燥するのを待ってもう1度防水材を塗って仕上がりです。市販の防水材は耐用年数が2~3年になりますので、3年毎に塗ってもらうのがベストです。
3、バルコニーと家との取り合い部分に隙間が出来た。
地盤沈下に伴い、支えている柱が下がり、バルコニーと壁の間に亀裂が発生したことが考えられます。建物の周りに地盤沈下した形跡がないか確認してください。
さらに、亀裂の幅、深さ、長さを計測してください。また、時間の経過による亀裂の変化を観察する必要があります。
もう1つ考えられる原因はバルコニーの出幅に見合った大きさの構造材でなかったために、バルコニーが傾き隙間が出来たと思われます。
対処法としてはしばらく観察を続けて隙間の幅が徐々に広がるようであれば、専門家の診断を仰いでください。経過を観察し隙間の幅に変化が無い場合は、隙間をコーキングで埋めて、雨が入らないように処理してください。
バルコニーは人が出入りする場所ですから、危険要因は排除しなくてはなりません。万が一という事も有りますので根本的に解決する必要があります。専門家に診断をしてもらい、原因の特定と対処の方法を提案してもらってください。家は長く住むものですから、長期的に見ると根本的な修理が必要です。
4、バルコニー手摺付け根部分の腐蝕と笠木の不具合
バルコニーの手すりが鉄製の場合、経年劣化とメンテナンス不足の為、手摺の付け根などが腐蝕している場合が有ります。その部分から構造体の方に雨水が浸入し雨漏りに繋がります。
鉄製の場合手摺の一部が腐蝕し穴が開くと、手摺の内部は空間になっているので、雨水が空間部分を伝って構造体まで侵入する事がよくあります。
最近施工した吹田市のO様邸の場合も、雨漏り修理の依頼を受け、原因の調査をしました。散水調査の結果手摺の付け根部分からという事が判明しました。こういった事例は多く見受けられます。
最近の建物では、バルコニーの手すりや笠木はアルミ製が多くなっていますが、それでも、付け根部分の不具合やコーキングの劣化が原因での雨漏りは多く見られます。
アルミ製の手摺や笠木はコーキング材で防水処理しているケースが多く、コーキングが劣化するとその部分からの雨水の浸入が考えられるの注意が必要です。
バルコニーは自分でも点検できるので、小まめに点検することが重要です。少しでも不具合を発見したら、ほとんどがコーキングで処理できるのでホームセンターでコーキングを用意して、自分でできる範囲内は補修して下さい。