街の外壁塗装やさん吹田店
〒564-0043
大阪府吹田市南吹田5-2-5
TEL:0120-920-841
FAX:06-6310-7758
お電話でのお問い合わせ
phone0120-920-841
[電話受付時間] 9時~19時まで受付中
電話でのご相談 [9時~19時まで受付中]
♦家の雨仕舞いとは
雨仕舞いとは、建物内部に雨水が入らないようにするために、屋根に適正勾配を
つける、軒の出を大きくする、庇をつける、雨水の流れる経路を作る、屋根に
防水処理を施すなどです。
雨漏り防止の観点だけでなく、雨が掛かりにくくする工夫や、雨水の流れに
よる汚れ対策、濡れに起因する劣化の低減などを含んだ幅広い概念を
言います。
雨水の流れを抑制する事ですが、防水により雨水を遮るのではなく、建物の
部材間の隙間で雨水を受け流すという考え方に基づくものです。
風雨の条件によっては、完全防水によって遮ることは困難です。
建物の長寿命化が社会から求められている現在では、建物の品質確保の
観点から、この雨仕舞いの手法は重要な意味を持ちます。
♦良い雨仕舞い、悪い雨仕舞い
例えば、「棟換気」というものがあります。屋根面の最上部から小屋裏空間の
空気を排出するものです。換気は建物の耐久性を確保するため、必要なものです。
そのためには屋根に穴をあけて、換気する道筋を作らなければなりません。
その前提条件は雨が浸入しないことです。雨水侵入防止と、換気は相反する
ものです。棟換気の取り付け方により、雨仕舞いの良し悪しが決まります。
2次防水である下葺き材の施工が完璧であれば、雨漏りにはなりません。仕上げ材を施工する前ですから、ほんのわずかの時間しか、目視する確認することが出来ません。すぐに隠れてしまうので、施工も急いで行い、疎かになりがちです。
雨漏りにおける、下葺き材の重要性を認識していない職人も多くいます。雨漏りが多い部位は大体決まっています。
要注意部位は、施工がやりにくい場所です。なにもない屋根や外壁からは漏れません。要注意部位をあげてみます。
1、屋根、壁に穴をあける所
トップライト、ドーマー、煙突、屋根換気、サッシ、換気扇、給気口、設備貫通部などがあげられます。
2、取り合い部分
本体~下屋、軒廻り、庇、サッシ、シャッターボックスと外壁、バルコニー笠木と外壁、化粧の見切り材、バルコニーの3面交点、FRP防水などがあげられます。
住宅の技術屋でも雨漏り箇所を特定する事は難しいです。また、見つけても安易にシーリング処理で1次的に雨漏りが止まっても、時間が経過すれば、再発する可能性が高いのです。雨漏りの修理は抜本的に直さなくてはなりません。
抜本的な雨漏り修理をしょうと思うと大がかりな工事になり費用もかかります。そうならないためにも基本を大切に下葺き材の施工をもう1度見直し確実、丁寧に施工することが大事です。