街の外壁塗装やさん吹田店
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樋の取り付けでは、基本性能である雨水の処理能力と、建物の外観を損なわない様な形状や、取り付け位置など、デザイン性についての検討も大事です。
雨樋の取り付けに関して重要なことは、雨量の処理能力を考えてサイズを選定する。外側に取り付ける場合は、材質、形状など、外観のデザインも考えて選定する事が大事です。
雨樋は各メーカーから様々な形状、大きさ、材質の既製品が有りますが、金物や金属板で製作する事も可能です。
雨樋は、取り付け位置によって、2つの種類に分類されます。
外樋
軒や壁の外側に取り付けられた樋。外部から見えるので、そのデザインに注意が必要ですが、建物外部での雨水の処理になるので、樋からの雨漏りの心配は少ない。
内樋
軒や壁の内側に隠して設けられた樋。外部からは見えないので、外観はすっきりして見える。落ち葉の詰まりなどで室内に漏水しないように、オーバーフロー管などの対策が必要です。経年後に漏水の可能性が高く、避けた方が無難です。デザイン重視の建物によく見られる設計ですが経年後の事も考え2重、3重の漏水対策が必要です。
メーカーの既製品では、安価な塩化ビニール樹脂製のものや、スチールに塩化ビニル樹脂を被膜したもの、ガルバリウム鋼板製のものなどがある。
また、オリジナルで製作することも可能です。ステンレスやガルバリウム鋼板などを使って屋根や外壁のデザインに合わせた独自の樋を作る事も可能です。
軒樋の取り付け位置は、雨水が樋から飛び出さないように注意する。屋根勾配が急であればあるほど、雨水の流れが速くなり、樋から飛び出しやすくなる。
多雪地域では、雪の滑落による軒樋の破損を防ぐため、受け金具のピッチを細かくするなどの工夫が必要です。
既製品の軒樋には、竪樋との組み合わせによる排水能力が設定されており、落とし口1か所あたりの適応屋根面積値を参考に竪樋の本数を決めます。
既製品の雨樋を使用しない場合や組み合わせを変える場合は降雨量や軒樋断面形状などから詳細に雨樋の排水能力を算出する必要があります。
軒樋に落ち葉が入り込むと、ドレンを詰まらせて雨水の流れを妨げてしまいます。植木の多い場所では落ち葉除けなどを設置して、落ち葉の浸入を防止しておくとよい。
樋取り付けのまとめとしては、軒樋は出来るだけシンプルな形状のものにする事。竪樋は左右に振らず真っ直ぐに通すことが出来るように、窓やベントキヤップに干渉しない排水ルートを確認しておくことが大事です。
特に複雑な屋根形状の場合は軒樋や竪樋の位置を設計段階からしっかり検討する必要があります。