
淀川区 O様邸 陸屋根防水の現場調査に行ってきました。

今回現場調査する建物は三回建ての鉄筋コンクリート住宅で屋上の屋根が陸屋根になっています。
陸屋根の特徴として一般的な三角の屋根とは違い平になっています。自由に行き来できる屋根であれば、平なスペースを活用してものを置いたり洗濯物を干したりりすることも可能です。
今回の陸屋根は外の壁についているハシゴからしか登ることができないので、施主様が登るのは危険です。壁に沿ってついているハシゴも途中までしかなく一歩間違えればしたに落ちるのでできるだけ慎重に登りました。

ハシゴに足をかけて陸屋根の状態を見た瞬間目を疑いました。
その日は少ししか雨がふっていないにも関わらず、鯉が泳いでいそうな池のように水が溜まっていました。

この水たまりの状態の原因として考えられるのは、ドレンに砂や土が詰まって水が流れなくなっている可能性があります。

ドレンを覗いてみると、土が大量につまっていました。ドレンが見えないくらい土が溜まるのは長年の雨水や風が土を運び15年間蓄積された結果です。
ドレンに鉄の棒を差し込んでみると、塞がっていた土が取れ、一気に樋をつたって下に流れました。陸屋根も三年に一回は掃除が必要です。

この水たまりが長年続くと徐々に表面の防水が傷んでいき、最終的には雨漏れの原因になります。雨漏れしてからでは内装の工事もしなくてはならないので、防水工事以上の予算がかかってしまいます。必ず雨漏れする前に定期的に点検をして雨漏れを事前に防ぐ事が大切です。

今回はまだ雨漏りしていないとの事なのでよかったですが、防水層の痛み具合からして早めの工事が必要です。
特に9月は台風なども多く、屋上から雨が溢れることも考えられました。進和リフォームの塩ビシート防水で施工すれば保証が10年ついているので安心していただけると思います。
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